自宅で起こり得るケガを避けるために|ヨガをオンラインで安全に学ぶための「4つのヒント」

 自宅で起こり得るケガを避けるために|ヨガをオンラインで安全に学ぶための「4つのヒント」

米オンラインフィットネスPeloton(ペロトン)のヨガインストラクターであるチェルシー・ジャクソン・ロバーツ博士は、ティーチャーがあなたのそばで見守っていないせいで自宅で起こり得るケガを避けるためのアドバイスをシェアしてくれました。

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ヨガをオンラインで安全に学ぶための「4つのヒント」

自宅でヨガをすることはかつてないほど手軽になり、多くのティーチャーたちがライブやオンデマンドクラスを提供しています。しかし、部屋にティーチャーがいないことでケガをするリスクがあります。Peloton(ペロトン)のヨガインストラクター、チェルシー・ジャクソン・ロバーツ博士は、安全に行うためのアドバイスをシェアしてくれました。

(1)あなたのエゴではなく、あなたの体に耳を傾けて

立位前屈でつま先に触れようとしたり、ヘッドスタンドでバランスをとろうとしたり、ポーズをとる際に無理しすぎるとケガが起こりやすくなります。呼吸を上手く使って、頑張りすぎず、ラクしすぎない、良い塩梅の場所を探しましょう。

(2)ポーズをとっている際に呼吸が速すぎると感じたら、リラックスして

一方で、画面の中のティーチャーからウトゥカターサナ(椅子のポーズ)を取るように促されたとき、別の部屋にいる自分の子供と会話できるようであれば、腰をもう少し低く落とせるかもしれません。

(3)別のティーチャーを試してみよう

自動再生で同じクラスばかり受講していると、同じようなムーブメントを頻繁に行ったり、正しい姿勢を取れているかどうか注意を払わなくなったりして、体を酷使し、ケガが起り易くなります。ティーチャーによってクラスの運営の仕方やポーズの指導方法はバラエティに飛んでいるため、クラスやティーチャーを変えてみることで、今まで知らなかった新たな世界に触れることができるかもしれません。

(4)プロップスに投資しよう

各ポーズで自分を支える上で、何をすべきか常に自問してみてください。しばしば、ブロック、ストラップ、ブランケットといったアイテムを使用することを意味します。これらのヨガアイテムを取り入れて、自宅でのヨガスペースを快適に整えましょう。

教えてくれたのは…ミーガン・ラビットさん
ミーガン・ラビットさんは、米ヨガジャーナルオンラインのエグゼクティブ・エディター。 20年近くヨガを実践しており、アニー・カーペンターによる200時間のSmartFLOW認定を含む400時間のヨガティーチャー・トレーニングを完了している。通常はコロラド州ボルダーを拠点に執筆や編集を行なっているが、オフの時は旅行を楽しんでいる。最近では仕事のため、インド(聖なる巡礼にガウムクを訪れた)、ペルー(インカ道からマチュピチュへとハイキングに訪れた)、マルタ(巨石神殿で瞑想を行った)、アフリカ(ウォーキング・サファリに訪れた)を訪れた。

ヨガジャーナルアメリカ版/「Practice Yoga Safely Online

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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By MEGHAN RABBITT
Translated by Hanae Yamaguchi

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ヨガジャーナルアメリカ版

ヨガジャーナルアメリカ版

全米で発行部数35万部を超える世界No.1のヨガ&ライフスタイル誌。「ヨガの歴史と伝統に敬意を払い、最新の科学的知識に基づいた上質な記事を提供する」という理念のもと、1975年にサンフランシスコで創刊。以来一貫してヨガによる心身の健康と幸せな生き方を提案し続けている。



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