【1日中立ち通しだった夜に】「足が重い」「だるい」脚の蓄積疲労を流す「寝ながらリセット法」
立ち仕事の方に多い足のむくみ、だるさ。毎日お疲れの時でもできる寝ながらのリセット方法をご紹介。
長時間の立ち仕事をしている方に多い、「足がだるい・重い」
立ち仕事の方が多く抱える足のむくみ、だるさの悩み。もちろん立ち仕事でなくても同じ姿勢が多かったり、冷えやすい女性に多い悩みです。
足のだるさは次の日になっても残り、休みの日でも感じるようになってきます。
筆者自身もヨガ講師に転身する前はずっと立ち仕事だったため、毎日でもマッサージに行きたいほど悩んでいましたが、半ば仕方ないと諦めていました。
足のだるさは放置すれば脂肪もつきやすくなります。
今日は、足のだるさが蓄積している方に向けて、寝ながらできる足の疲れリセット方法をご紹介していきます。
どうして足がだるくなるのか
そもそも、どうして足がだるくなるのかご存知でしょうか。
運動していないのに、なぜかふくらはぎの筋肉がパンパンに張っていませんか?
足がだるくなるのは疲労の蓄積が原因なのですが、蓄積してしまうのは、ふくらはぎの筋肉が硬くなっている状態だからです。
足は心臓から遠い場所にあり、血液を循環させるのには心臓の力だけでは不十分なので、ふくらはぎの筋肉がポンプ機能として心臓に押し上げる機能を持っています。しかしこの筋肉が疲労などにより強張っていれば働きが悪くなり、老廃物が蓄積していくのです。
ですから、足のだるさを解消するには下記の2つのポイントを意識することが大事です。
(1)蓄積した疲労を体の中心に戻す
(2)ふくらはぎ裏を柔らかくする
この2つのポイントを踏まえて、足のだるさをリセットする方法を紹介します。
蓄積した足の疲労を解消する、寝ながらリセット方法
仰向けに寝転がって片足ずつ上げて、オイルでマッサージをしていきます。ボディオイルを使うことで滑りがよくなるのでマッサージもしやすくなり、同時に保湿もできます。
やり方
(1)仰向けになって片足をあげる
足をあげることで下に蓄積していった老廃物を流しやすくします。
体が硬い人は膝が曲がっていてもOKです!
(2)指先をグーパー動かす
指をグーパー動かすことで末端から順番に循環をよくさせます。
パーにした時にかかとを天井の方に押し出すとアキレス腱、ふくらはぎも伸ばすことができます。
(2)足首をぐるぐる回す
足首の関節を動かすことで、リンパの流れを促進させます。
(4)足首から膝裏にかけて圧をかけながら流す
ふくらはぎの強張りがあればさすったり揉みほぐして強張りをなくしていきましょう。
(5)拳を作り、膝裏に挟む
膝裏を圧迫して、老廃物が渋滞しないようにします。
(6)反対側も行う
1〜5の工程を反対側の足にも行います。
(7)両足を上げて壁にもたれさせる
できるだけ長い時間かけて行います。
この時だけは、なるべく膝も伸ばしましょう。老廃物が膝裏で滞らず、下半身のリンパが集合している足の付け根まで流すことができます。
以上がリセット方法です。
寝ながらできるので、疲れている時でも習慣にしてしまえば苦になりません。
まず、1~5まで行った後に足の軽さを比べてみてください。行っていない方の足は重しがついているような感覚になります。
「疲労」という名の重しを寝る前にリセットして、翌朝から軽い体で動きたしたいものです!
AUTHOR
yurina
美容専門学校を卒業後、更にカナダの美容専門学校へ留学。カナダ滞在中にメイクアップアーティストとしても活動。 もともと自身の肌が弱いことと世界旅行が趣味ということもあり、オーガニックコスメに魅了され、帰国後オーガニックコスメのセレクトショップで働きながら化粧品成分、オーガニックコスメについて学ぶ。オーガニックライフを送る中で、自分の生き方とヨガが通ずるものがあると感じ、ヨガインストラクターの資格を取得しにハワイへ。フリーのヨガインストラクターとして現在名古屋・岐阜を中心に活動中。
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