「二度寝してしまう」「日中だるい」のは春のせい?"カパの季節"春を快適に過ごす5つのヒント

Getty Images

「二度寝してしまう」「日中だるい」のは春のせい?"カパの季節"春を快適に過ごす5つのヒント

HIKARU
HIKARU
2021-04-08

ヨガ講師でアーユルヴェーダカウンセラーとしても活動するHIKARU先生に、アーユルヴェーダの知恵を借りて、日々を心地よく過ごすヒントを教えていただきます。

朝晩の冷え込みも和らぎ、だんだんと過ごしやすい季節になって来ました。新年度の始まりと共に、様々なことに意欲的に取り組みたい思いとは裏腹に、だるさや重さが体に感じられ、いまいちやる気が出ないことはありませんか?

アーユルヴェーダでは、春には「カパ」というドーシャが自然界に優勢に現れる季節と考えられています。カパは、自然界を形成する五大元素の中から、水と地の元素から成り立つエネルギーであり、「重い、停滞する、粘着性がある」という性質を持っています。

朝スッキリ起きられず、ついつい2度寝、時には3度寝してしまうとか、日中もだるさや重さが続き、やらなければと思ってもなかなかやる気が出にくいのは、まさにこのカパの仕業なのです。

春の季節を楽しめるように、いくつかのポイントをご紹介します。

食べ過ぎに気をつけましょう

食前と比べると、食後カパは自ずと増えるので、ややリラックスし、安堵の感覚は出てきますが、食べ過ぎをしてしまうと体は重くなり、眠気さえも襲ってきます。特にこの時期は、腹八分目を心がけましょう。食事をするのにふさわしい環境を整えて、五感を楽しませながら食べると、腹八分目が分かりやすくなります。

作りたての食事を

加熱調理をしてから3時間以上経過した作り置きや加工食品などは、暗く、怠惰な性質を心にもたらすと考えられています。食事は体を作るだけでなく、食べ方によっては心にも影響が出てきます。ポジティブな気持ちは、新鮮な生き生きとした食材をサッと調理した、作りたてを美味しくいただくことから手に入れられます。1日の中で、一食、または一品でもいいので、生気や季節を感じられる食事を工夫してみましょう。

甘いものを控えめに

甘味は体に一番なじみやすく、体作りのベースでもあり、心に喜びを与えてくれる大切な味の一つなのですが、取り過ぎてしまうとカパを増やし、重さ、だるさがやってきます。また粘着性もあるので、鼻詰まりや鼻炎、花粉症など、呼吸器に不調がある時にも控えた方が良い味でもあります。

逆にカパを鎮静させるのは、苦味や辛味です。春の季節野菜には苦味が多く感じられますし、献立に合わせて生姜や黒胡椒などの薬味やスパイスもおすすめです。

寝過ぎに気をつけて

忙しい現代生活の中では、とかく睡眠不足になりがちですが、だからと言って寝過ぎもよくないのです。寝過ぎが原因で体がだるく、重くなり、時には頭痛を引き起こすこともあります。また食事のタイミングもずれて来るため、排泄にも滞りが出てくる可能性もあります。いったん目が覚めたら、頑張って起き上がりましょう!その後はトイレ、お風呂場へと直行してください。朝シャワー&朝シャンをすると、眠気も洗い流してくれます。

動きましょう

面倒なので動かない、動かないからやる気も出て来ない、といった悪循環が起こりやすい季節でもあります。樹木は次々と新芽を出し、草花は開花の季節です。天気の良い日には、自然のエンターテーメントを楽しみながら、通勤や買い物の行き帰りに少し遠回りして、歩く時間を作りましょう。駅は階段利用がおすすめです。休日にはスニーカーに履き替えて、隣町まで散歩するのも良いですね。室内でのヨガは、全天候に活用できます。朝食か昼食前の午前中に練習すると、早い段階でスッキリ感を手に入れられるので、その日1日のクオリティーを高められる可能性大です。東の空に向かっての太陽礼拝は格別で、心身共に浄化されることでしょう。

AUTHOR

HIKARU

HIKARU

アンダーザライト ヨガスクール リードトレーナー、全米ヨガアライアンスE-RYT500、YACEP認定講師、シヴァナンダヨガ正式指導者。アーユルヴェーダ・ヒーリングコンサルタント(日本アーユルヴェーダスクール認定)、Ayurvedic Medicine Practitioner(米国補完医療大学発行)など各資格を取得。AyuSya(アーユシュヤ)にて、ヨガとアーユルヴェーダの叡智を統合させたセルフケアの方法を提供する。著書に「やさしいヨガ」「HIKARUの楽しいヨガ」「はじめての楽しいヨガ」「はじめてのアーユルヴェーダ」(主婦の友社) www.ayusya.jp

RELATED関連記事

facebook

Yoga Journal Onlineをフォロー

Facebookページでいいね!する