あなたはどのタイプ?太くて硬いふくらはぎ…原因3タイプと解消法【ふくらはぎマッサージ動画付】
太くて硬いふくらはぎ。昔からそうだから…と諦めていませんか?スカートでもパンツスタイルでも、ふくらはぎが綺麗なだけで着こなし度もアップしますよね!今回はそんなふくらはぎのお悩みを一緒に解決していきます。
ふくらはぎの悩みを解決!
ふくらはぎの悩みといえば、太い・ごつい・硬い。体の他の部分はあまり気にならなくても、ふくらはぎだけがどうしても細くならないという方も少なくありません。なぜ痩せないのか? その原因を見つけ、細くて柔らかい理想的なふくらはぎを手に入れましょう!
ふくらはぎが太くなる原因と対策
ふくらはぎが太いくて悩んでいるという方にアンケートをとると、気になるけど何もしていない。何をしたら良いか分からない。という方がほとんどでした。その理由の一つは、運動しても変化しにくい。ということ。ふくらはぎは日常的に使われる筋肉のため、疲労がたまり、むくみや血行不良になり、結果として変化が見えづらくなります。もう一つは運動したら反対に太くなりそう。という意見。せっかく「細くなりたい!」と頑張って運動しても、太くなってしまっては本末転倒ですよね。まずは太くなってしまった原因を知り、それぞれに合った対策を行う事が大切です。
その1 脂肪太りタイプ
ふくらはぎが太い原因は脂肪。と思っている方が意外と少ないのですが、お腹や腕と同じようにふくらはぎにも脂肪はつきます。脂肪がつく原因は、消費カロリーに対して摂取カロリーがオーバーしている事が一番に考えられます。年齢を重ねると基礎代謝が下がりやすくなるため、何も意識せずに昔と同じ食生活を続けていると、いつの間にか脂肪がたくさん付いていた!なんてことも。
有酸素運動でカロリー消費を増やしたり、食事をコントロールことが大切です。あまり食べてないんだけど…という方も、ちょこちょこ摘んでいるお菓子屋や飲み物など、思った以上にカロリーを取りすぎてることも考えられます。食事を見直しても結果が出ないな。という場合にはケータイのメモ機能や写真などを使って、口に入れたものを全て記録して見直すと、食事の癖や傾向が見えてきますよ。
その2 むくみ太りタイプ
下半身には全体の70%の血液が集まっており、ふくらはぎの筋肉がポンプの役割を果たし血液を心臓へと送り戻します。長時間のデスクワークや立ちっぱなしなど、同じ姿勢を続けふくらはぎの筋肉の動きが少なくなると、下半身の血流が滞り老廃物がたまりむくみに繋がります。また女性は男性よりも筋肉が少ない為、ポンプの作用が弱くなり、むくみやすいのです。解決策としては、食事はナトリウム(塩分)を減らしカリウムを多く摂取することです。
ナトリウムには体の内に水を溜め込む性質があり、カリウムには塩分を体の外に排泄する作用がありますので、塩分を摂りすぎたと思ったらアボカド・ほうれん草・バナナ・じゃがいも・わかめなどカリウムを多く取り入れた食事を意識してみましょう。また補正下着やブーツなど、強い圧をかける物を身につけると血液循環が悪くなり、むくみにつながる場合があります。睡眠時はもちろん、日常からゆったりとした服装を心掛けましょう。また軽いウォーキングでふくらはぎの筋肉を動かしたり、セルフマッサージで血液循環をよくする事もオススメです。
その3 筋肉太りタイプ
【運動していない方】
昔、スポーツしてたからふくらはぎが太いの。という方は要注意!昔の筋肉がまだ全部残っているというのは思い込みかもしれません。ふくらはぎを触ってみて硬い場合、これは脂肪じゃなくて筋肉だ!と思いがちですが、長い間運動をしてなければ筋肉は落ちて脂肪になっていきます。だんだんと落ちていった筋肉の周りに脂肪がつき、筋肉+脂肪の状態になっていると考えられますので、この場合は原因その1の脂肪で太くなってしまった場合の対処法と同様に、有酸素運動や食事のコントロールで脂肪を減らし、燃焼させることが大切です。
【運動している方】
トレーニングや使い過ぎにより筋肉が肥大してしまった場合、大きくなるだけではなく、疲労がたまり筋肉が硬化し、より一層太く見えやすくなってしまう事があります。また、筋肉には速筋と遅筋といわれる2つのタイプが存在し、速筋は瞬発的で負荷が強い運動で鍛えられ筋肉が太くなりやすく、遅筋は持久的な運動で鍛えられ筋肉は太くなりづらくなります。その為、筋肉でふくらはぎが太くなってしまった場合には、速筋を鍛えてきたと考えられます。足を細くするためには遅筋を使った運動を取り入れると良いでしょう。遅筋を使う運動としては、ランニングや水中ウォーキングなどのゆっくりとした動きがおすすめです。また、マッサージなどでリンパの流れや血流を良くし、筋肉を柔らかく保つ事も大切です。
ふくらはぎに効く!セルフマッサージ
むくみの解消や、柔らかい質の良い筋肉を作るには、セルフマッサージが有効です。しっかりほぐして、血流を促し老廃物を流しましょう。
▼やり方
Step1 四つん這いになります
Step2 脛をふくらはぎに載せて後ろ体重にして左右、前後に揺らしてほぐします
Step3 脛の位置を少しずつ変えて全体をほぐします。足裏を使ってほぐしてもOK
Step4 母指球を使って膝の裏あたりから足首にかけてほぐします
Step5 足の甲でトントンと全体をたたき、脛でさすって流します
反対側も同様に行いましょう。
最後に
ふくらはぎを細くするには、ご自身にあった原因と解決策を見つける事が大切です。すぐには変化しづらい箇所ではありますが、継続していたら必ず効果が見えてきますよ!諦めずに継続し、理想的なふくらはぎを手に入れましょう!
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
AUTHOR
西浦 莉紗
アジア初となるアクロヨガ指導者(Level2)。2013年からヨガの指導を始め、アクロヨガ、アシュタンガヨガ、逆立ちのWSなど幅広くレッスンを行い、笑顔溢れるクラスでは、とにかく楽しい!そして驚くほど身体が変わる!と定評がある。2018年から約2年間は拠点の東京を離れ、より多くの人へアクロヨガの魅力を伝えるため車で周る47都道府県ツアーを行い、年間約5000名以上への指導を実現。2020年には第一子を出産し、妊婦生活の経験をもとにマタニティヨガや産後ヨガ、親子ヨガにも力を入れ様々なライフスタイルに合わせたクラスを提供している。 ヨガジャーナルオンライン公認インストラクターとして、「痛くない・きつくないけど変わる!股関節の柔軟性アップヨガ」クラスがスタート。セルフでできるディープなストレッチなど、様々な手法を用いた『股関節の柔軟性を高める方法』を、身体が硬い人でも無理なくできる安全な方法で学ぶことができるレッスン。 毎週火曜20:00~21:00、月額サブスク5,000円(税込)/ドロップイン1,500円(税込) ヨガジャーナルオンライン西浦莉紗プロフィールページ内「MOSH」アイコンよりお申込み受付中!
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