ふくらはぎをほぐすと脚の形が変わる?硬くなりやすい【ふくらはぎの外側】筋肉リセット術

 ふくらはぎをほぐすと脚の形が変わる?硬くなりやすい【ふくらはぎの外側】筋肉リセット術
Adobe Stock
伊藤香奈
伊藤香奈
2021-03-18

O脚のようにふくらはぎの外側のラインが外に張り出すと、脚の太さ細さに関係なく脚全体が太く見えてしまいます。ふくらはぎの外側のラインをほぐして脚のラインをまっすぐに整えていくことでまっすぐ伸びる美脚を作っていきましょう!

広告

O脚もXO脚もふくらはぎが原因?

O脚とは、つま先を正面にそろえて立った時に、左右の膝同士がくっつかず脚の隙間に隙間ができる脚の形のこと。脚の形がまっすぐではないというお悩みももちろんですが、それよりも脚全体の印象が膨らんで見えるため脚全体が太くみえやすいというお悩みも多い模様。さらにXO脚という形もあり、太ももから膝はまっすぐ伸びているが、膝から下が外側に張り出しているような脚のお悩みも。O脚、XO脚、どちらの脚の形もふくらはぎの外側の筋肉が外に張り出しているというのが悩みのタネです。

O脚
O脚もXO脚も、脚が太く短く見えてしまうのが悩み photo by Adobe Stock

O脚には「筋肉の使いかたのクセ」がある!

膝から下が外に湾曲している場合、ふくらはぎの外側の筋肉を使いやすくなるため、さらに外側の筋肉が発達し筋肉が張り出してしまうという悪のループが働いてしまいます。まずは、ふくらはぎの外側の筋肉を使いすぎてしまうクセを取り除き、そしてふくらはぎの内側の筋肉(体の軸)を意識して使っていくことで筋肉の付き方を変えていきます。

ふくらはぎのクセを取り除こう!

ふくらはぎの外側の筋肉を使いすぎてしまうというクセを取り除くには、まず外側の筋肉のハリをほぐし、筋肉をリセットしていきます。フォームローラーを使ってふくらはぎの外側のクセをリリースしましょう!フォームローラーの他、筋膜リリースローラー、テニスボール、ヨガブロック等でも代用できます。ふくらはぎの外側の張りがなくなり足がまっすぐに見えるようになるだけでも、太さが変わらずとも細くなったような視覚効果が生まれてきます。

やり方

1.床に座ったらローラーを体の正面に置きます。(体の中央でなくてもOK!)

2.膝を外に曲げて、ふくらはぎの外側をローラーに乗せます

ふくらはぎ
2.膝を外に曲げて、ふくらはぎの外側をローラーに乗せます

3.手を使って脚を横に動かし、ふくらはぎの外側をローラーでほぐしていきましょう!

ふくらはぎ
3.手を使って脚を横に動かし、ふくらはぎの外側をローラーでほぐしていきましょう!

■ポイント

・足首に近いところ、膝に近いところ、とふくらはぎ全体を2分割して行うとほぐしやすいでしょう。

・ローラーを正面に置くのがツライ場合は、体の斜め前にセットしてもOK!ローラーの向きや脚の置き方にルールはありません。ふくらはぎの外側がほぐしやすいことが大切なので、ご自身でやりやすい位置を探していきましょう。

・圧をかけたい場合は肘を脚の上に乗せてもOK!(お尻周りの柔軟性が必要になるため、心地悪い場合は手で行っていきます)

ふくらはぎ
ポイント:圧をかけたい場合は肘を脚の上に乗せてもOK!

・1か所60秒~90秒を目安に。それ以上行っても効果が変わらないと言われています。

O脚を根本から改善したい!

さらに「O脚を根本から改善していきたい!」という方は、股関節へのアプローチが重要。股関節の調整も同時に行うことで効果がアップします。

Instagram:@itokanayoga45

YouTube:股関節ヨガチャンネル

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

広告

AUTHOR

伊藤香奈

伊藤香奈

股関節ヨガインストラクター。会社員歴20年の長年の座り仕事&長時間通勤で、股関節と腰の痛みに悩まされる。解剖学とヨガ・ストレッチ・筋膜リリース・骨格調整などを学び自らの痛みを克服した経験をもとに、オリジナルメソッド「股関節ヨガ」を考案。「立つ・歩く・家事をする・仕事をする」といった日常の動きが楽になるほか、股関節が整うことで、美脚・美尻・むくみ解消・ボディメイクの効果や便秘解消といった女性に嬉しい効果もあると人気が広まっている。



RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

O脚
ふくらはぎ
ふくらはぎ
ふくらはぎ
ふくらはぎをほぐすと脚の形が変わる?硬くなりやすい【ふくらはぎの外側】筋肉リセット術
ふくらはぎをほぐすと脚の形が変わる?硬くなりやすい【ふくらはぎの外側】筋肉リセット術