自分の手でほぐせない「ガチガチの背中・バキバキの首」をフォームローラーでほぐすなら?正しい使い方

 自分の手でほぐせない「ガチガチの背中・バキバキの首」をフォームローラーでほぐすなら?正しい使い方
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高木沙織
高木沙織
2021-02-25

「朝、起きた瞬間から身体が重い」「疲れが全然取れない」特に背中や腰のあたりにこのようなダルさ、重さを感じることってありませんか?それはもしかして、姿勢のクセによる筋肉の凝り固まりそのものが原因となっていることも考えられますが、蓄積したストレスによって引き起こされているかもしれません。

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ストレスが溜まって自律神経のバランスが乱れ、睡眠が影響を受けると、就寝中に身体の機能が十分に回復しません。すると、内臓に負担がかかり、それが背中のダルさや重さ、ときには痛みとなって投影されることもあると言われています。

さらには、ストレスは身体を緊張させますので、背中の筋肉が収縮して凝り固まりやすくなることもあるでしょう。ストレスに姿勢のクセ、背中は疲れが溜まりやすい場所なのです。

今回はそんな背中をフォームローラーでほぐす方法を紹介します。

背中・基本のほぐし方

背中には身体の軸となる背骨を支える脊柱起立筋、そしてその下にはいくつもの細かな筋肉が存在します。

先にお伝えしたストレスもそうなのですが、立ちっぱなし、座りっぱなしの姿勢が続くことによってこの筋肉が疲れると、背中全体に疲労を広げる原因になることもあるでしょう。

<ほぐし方>

①肩甲骨の下部にフォームローラーを置いたら、まずは動かさずに30秒を目安にキープ。

②肩甲骨の上部にフォームローラーを移動させ、同様にキープ。

③肩甲骨の下部にフォームローラーを戻したら、下から上に向けてコロコロと往復させる。

背中①
1.肩甲骨の下部にフォームローラーを置いたら、まずは動かさずに30秒を目安にキープ。
2.肩甲骨の上部にフォームローラーを移動させ、同様にキープ。
3.肩甲骨の下部にフォームローラーを戻したら、下から上に向けてコロコロと往復させる。
背中②
脚は腰幅程度に開きひざを立て、手の位置は胸の上もしくは後頭部、頭の上に伸ばしたり体側に軽く下ろしたりしておいても良い

→脚は腰幅程度に開きひざを立て、手の位置は胸の上もしくは後頭部、頭の上に伸ばしたり体側に軽く下ろしたりしておいても良い

背中の下の方をほぐすときも、動かさずにキープした後に上下に往復させると気持ち良くほぐれてくるでしょう。

背中③
上体を軽く起こして手を床につくと、フォームローラーを広く転がしやすくなります。

上体を軽く起こして手を床につくと、フォームローラーを広く転がしやすくなります。

背中④
手の位置は身体を動かしやすい場所に置き、安全におこないましょう。

手の位置は身体を動かしやすい場所に置き、安全におこないましょう。

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