(チェック付)あなたの女神タイプは?アーユルヴェーダベストセラー著者に学ぶ【女神エネルギー診断】
ケタビは、ダルマを生きることで人生が豊かになる、と言う。今年出版された次作『Discover Your Dharma(自分のダルマを見つけよう)』のテーマにもなっている。彼女は早い段階で「この生涯での」自分の使命は人々への奉仕だと気づいた。そのため13歳の時に彼女は困難な状況下の若者と一緒にボストンでボランティア活動を開始した(その1年前からヨガの練習を始めていた)。15歳になると、高校での国際司法プログラムを通じてコスタリカを訪れ、刑務所で働いたり、孤児たちの世話をした。さらに同じ年、学校でアムネスティ・インターナショナルの支部を始めた。「ハワード・ジン(アメリカの反戦活動家)や反体制文化、自分たちで変化を起こす方法についての本を読みあさっていたわ」と彼女は言う。「次から次へと抗議運動を計画して、イラク戦争やコンゴ民主共和国での大量虐殺、強制的な移送について話し合うため講演者を招いたの」。16歳のときには、ニカラグアに幼稚園を、17歳ではタイにコミュニティセンターを建てる手助けをした。
「彼女は自分の道を貫いている」とアミールは言う。「自分が普通の13、14歳の少女とは違うことを十分にわかっていたんだ。イラン人移民1世の僕たちは、ほとんどの人よりも早い時期から世界のたくさんの真実にさらされていた。中学ではイスラエル・パレスチナ問題について議論していたよ。サハラは自分で行動して世界に変化を起こし、学ぶ必要があると決意したんだ」
ケタビは2009年にジョージワシントン大学に入学し、国際人権弁護士を目指して国際問題・開発学を専攻した。学業とは別にワシントンDC近辺のNGOでインターンをするうちに、彼女は気が滅入るようになり、消耗し、ダルマから離れてしまった。終わりのない募金活動でお金を募ることが彼女の使命だとは思えなかった。「私は人助けがしたかったのよ」と彼女は言う。「DCではすべてが政治的だった。私は政治の中で自分を見失い、創造性を発揮できなくなっていた」
さらに悪いことに、ケタビは健康状態も悪化していた。彼女は家族と近くにいるためにボストン大学に転校すると、診断のつかない消化器疾患と闘うためにレシピやポジティブ心理学を勉強し、ブログ(『Eat Feel Fresh』の原型)で発信し始めた。書くことを通じて自分の人生の旅を読者と直に共有するうちに、彼女はこれが天職だと実感した。そして新たな希望とともに、彼女は公認ヘルスコーチを目指してInstitute for Integrative Nutrition(統合栄養学専門学校)に入学した。
21歳の時、視床下部性無月経だったケタビの体重は40キロほどだった。その頃、学科を通じてアーユルヴェーダに出会った。健康は食事、ハーブ療法、ヨガの呼吸法を用いて身体システムのバランスをとることで達成されるという考えに基づく古代の医療体系だ。「私の健康上の問題だけでなく、人間性についてもいろいろわかったの」とケタビは言う。そして突然、彼女の体は回復し始めた。「まず、夜寝られるようになったの」と彼女は思い起こす。「頭の中の絶え間ないおしゃべりが消えて、クリアに考えられるようになった。それまで感じたことのない落ち着きと穏やかさを感じたわ。そのうちに痛みで丸くならずに、食べ物を消化できるようになったの」
”心の中の絶え間ないおしゃべりが消えて、クリアに考えられるようになった”
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