恋愛がうまくいかない意外な理由?発達障害を抱えた人の恋愛傾向とは

 恋愛がうまくいかない意外な理由?発達障害を抱えた人の恋愛傾向とは
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石上友梨
石上友梨
2020-12-18

みなさんは、恋愛について誰から学びましたか?家族や友達からですか?テレビや漫画からでしょうか?私たちの多くは、思春期頃から少しずつ「性」を意識し始め、少しずつ異性との関りを身につけていきます。誰かから、同性・異性間でどのように接し方を変えるべきなのか、どのような距離感がふさわしいのかなど、具体的に教えてもらった方は多くないでしょう。恋愛は、経験の中で少しずつ築き上げていくようなもので、「正解」がなければ、明確な「ルール」もありません。そんな恋愛に対して苦手意識を感じる方も多いのではないでしょうか。今回は発達障害を抱える方の恋愛についてお伝えしていきます。

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発達障害を抱える方の恋愛

恋愛を始め、対人関係については、「これが正解」というものは存在しません。しかし、年齢や性別、地域など差はあれど、「なんとなくスタンダード」という共通認識が存在すると思います。特に異性とのかかわり方については、価値観の違いなど自分の想いが影響しやすく、より一層とスタンダードとずれが生じ、難しく感じるのではないでしょうか。今回ご紹介することは、皆さんにすべてが当てはまるわけではないでしょう。そして、良い・悪いで判断できるようなものではありません。しかし、恋愛で失敗ばかりしてしまう方は、何かの参考になるかもしれません。自己理解の一つとして参考にしてください。

相手との距離感

距離感
相手との距離感が近すぎたり遠すぎたりする

相手との距離感が近すぎたり遠すぎたりする場合があります。例えば、ボディタッチを気軽にしてしまうなど、体の距離が近すぎることや、馴れ馴れしい態度を取ってしまうことがあるでしょう。特に相手との親密度に比例せず、知り合って間もない相手にも同様の態度を取ると違和感を感じてしまう相手もいるでしょう。もしかしたら「この人は自分に好意があるのだ」と誤解されてしまうことがあるかもしれません。

コミュニケーションの齟齬

距離
コミュニケーションの齟齬が生じやすい

自分の気持ちをうまく伝えられず、相手の気持ちを上手に汲み取れず、コミュニケーションのずれが生じることがあります。また、相手の間違いなどをストレートに指摘して傷つけてしまうことや、相手の意図が分からずに被害的に受け取ってしまうこと、「NO」と伝えられずに我慢してしまい自分が傷つくことがあるでしょう。

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