FOOD

ソウルフード「味噌汁」寒い季節はもち入りがおすすめの理由｜せきねめぐみの、肩の力を抜くごはん

関根愛 2020-12-17

まるで小さなひとり鍋？スライスもちをしゃぶしゃぶさせて

もうひとつ、便利なものがあります。おもち丸々ひとつはちょっと重たいよ、というときにうってつけなのがスライスもち。よくお鍋なんかするときにしゃぶしゃぶしますよね。あれをお味噌汁で手軽にやってしまえばいいのです。

私のおすすめの具はアボカドとレンズ豆。どちらもどことなく洋風料理なイメージがありますが、和のお味噌汁にもとってもよく合います。殺菌力がつよくビタミンCの豊富なれんこんをすって入れて、栄養価アップしてもいいですね。根菜類をプラスして甘みを出してあげるのも、寒い冬ならではでオススメです。

いかがでしたか？お味噌汁は万能薬。豆腐にワカメに油揚げ...定番の具ももちろん最高ですが、好きな具材を入れてもみたいですよね。大丈夫です、お味噌汁はすべて受け止めてくれます。こんがり焼いたお魚を入れても半熟卵や目玉焼きをのせても、焼きトマトや納豆をたらしてもいいのです。

そのためには出汁を取り、良質のお味噌をぜひ使ってあげてください（お味噌の種類や選び方のお話は第2回コラムでしていますので、よろしければ参考にしてくださいね）。そして最後に熱々のおもちをひとつ、のせてあげてください。これで優しく元気に冬を過ごせるはずです。

ライター／関根愛（せきね・めぐみ）
マクロビオティックマイスター。「アートが社会とどう関われるか」と「じぶんらしく生きるための食養生」が活動のテーマ。座右の銘は「山動く」。俳優歴10年、アトピーなどさまざまな不調をきっかけに自然食を始めて3年。youtube「From Japanese Kitchen -体と心を癒す自然食-」やnote、instagramなどで発信。

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