「人間関係に疲れた…」そんなとき役立つ3つのヒント【疲労回復とヨガ#17】

 「人間関係に疲れた…」そんなとき役立つ3つのヒント【疲労回復とヨガ#17】
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井上敦子
井上敦子
2020-11-21
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身近な人間関係の悩み

人間関係の悩みは、関係性が深ければ深いほど深刻になりやすいものです。その人を変えたいと思ってしまったり、束縛や嫉妬といった感情も深くなりやすいですよね。

ヨガの教えでは「変えられるものと変えられないものの見極めをしていきましょう」と教えます。人間関係においては、自分の行動や思考は変えられるもの、反対に他人の発言や行動は変えられないものとなります。

自分で変えられるもの、つまり自分自身においては最大限に良い方向に変えていく努力をします。一方、変えられないものはそのままにしておきます。変えられないものは、他人です。変えられないものは変えられないものと認識し、エネルギーをそこに使わないように試みてみます。実際、変えられることにエネルギーを使ったほうがずっと効率が良いですよね?

不思議なことに、自分自身が変わると外側の世界も変化していくものです。あなたの態度が変わることにより他人の態度が変化することもありますし、自分が変化することであなたの目に映る世界が変化することもあります。なるべく平穏な心の状態に自分を整えておくと、おのずと目に映る世界も平穏になっていきます。平和な人間関係を築いていくためには、なにより自分の内側を平和に保つことが重要なのです。

ライター/井上敦子
20代前半、心身のバランスを崩していた時期にヨガに出会い、不眠症をヨガで克服した経験を持つ。30代半ばに勤めていた大手企業を退社し、ヨガ講師に転身。現在は、『眠りのヨガ』と呼ばれるヨガニードラを、古典的な手法に加え最先端の欧米の手法も深く学びながらクラスを展開している。15年間の会社員生活の経験から、現代人の抱えやすいストレスをリリースするクラスを得意とし、導者養成講座・コラム執筆・アプリ監修・海外リトリート主催など幅広く活動中。Instagram:@yoga_atsuko.inoue

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