「人間関係に疲れた…」そんなとき役立つ3つのヒント【疲労回復とヨガ#17】

 「人間関係に疲れた…」そんなとき役立つ3つのヒント【疲労回復とヨガ#17】
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井上敦子
井上敦子
2020-11-21
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人に対してイライラしてしまう

人それぞれ持っている価値観は異なります。でも違う価値観の相手に対し「それは違う」と言い返したくなったり、イライラしてしまうこともありますよね。こういった反応は反射的に起きるものなので、思考よりもスピードが速く、また感情的になりやすいものです。

私たち人間は知性を持っていて、それは動物には備わっていないものです。ヨガの教えは、知性の使い方を教えてくれるもでもあります。イライラや怒りといった反射は自然に起きるものなので、それを止めようとしなくても良いのです。ですが、その先にどんな言動を相手にとるか?は自分の意志で選択することが出来ます。その選択するという段階で知性を使うのです。

イライラした時、怒りが込み上げてきた時、まずは反射的に言い返したり怒りの言葉をぶつけないようにしてみましょう。いったん立ち止まるのです。そして、自分の感情と自分の間に隙間のようなものを持ってみます。言い換えれば、自分を「客観視」するということです。

ヨガでは、自分を客観的にとらえる練習をしていきます。この場合では、イライラしている自分を外側から見るという視点を持ってみる、ということ。すると、イライラに自分が支配されなくなるので、イライラするような場面でも冷静に対処することが出来るようになります。結果的に、自分にも相手にも良い結果をもたらすはずです。

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