「ゲーマーのためのヨガ」を提唱!アシュリー・ドミンゴの素顔とは?|ヨガ界を担う次世代講師
ヨガジャーナルアメリカ版の人気記事を厳選紹介!1990年代中盤以降に生まれた「ジェネレーションZ」の期待のヨギたちを紹介しよう。彼らはヨガと瞑想から学んだ平和と愛と思いやりを通じて世界を変えつつある。
四六時中スマホを手放さず、個人主義的な「最近の子供たち」に、眉をひそめる人は多いだろう。だが彼らはジェンダー・アイデンティティから権力構造に至るまで、あらゆるものに対して伝統にとらわれない最も多様な考えを持つ世代であり、想像以上に真面目だ。特に今回紹介する新進ヨガティーチャーたちを知れば、それが真実だとわかるだろう。
アシュリー・ドミンゴ(23歳・オレゴン州ポートランド在住)
Gaming the System
ゲーマーのためのヨガ
アシュリー・ドミンゴは、大学に行かずにヨガティーチャートレーニングと社会経験を積むことを選択した。そして今、ストレスや不安やうつ病に苦しむゲーマー向けのバーチャルヨガプログラムをつくっている。
理想とするヨギ
私の先生でもあるロージー・アコスタ。私が知るかぎり、最も実質的な人であり、最も神秘的な人。
これまで成し遂げたいちばん大きなこと:500時間トレーニングを修了したことと、私がヨガに出会った場所で教えていること。
教えていて良かったと思う瞬間は?
親友が、私が教えた最初のクラスで感情を解放できたと話してくれた時。
2030 年には何をしている?
創造性に満ちあふれていて、愛する人たちに必要な手助けをしていると思う。
ヨガとは?
今ここに在ること。
ヨガではないことは?
愛と光を体現せず、相対するものを受け入れないこと。
ヨギたちに望むこと
ヴィーガンになったり、Alo のレギンスをはいてインスタグラムに投稿したり、毎朝スムージーを飲んだりと、ヨギに「なろうとして」何から何までやる必要はありません。体があって呼吸をしていれば、もうヨギなのだから。
毎日自分に言い聞かせていること
「ノー・ゼロデイ」です。なりたい自分に近づくために、毎日何かをしています。一気に何キロも前進する日もあれば、ほんの数センチだけの日もあります。90分間練習をする日もあれば、仰向けになってほんの数分だけ壁に脚を上げて練習を終える日もあります。ゼロでないかぎり、どれだけ前進するかは問題じゃないんです。
ヨガ講師になるまでの物語
アシュリー・ドミンゴは成績優秀で、クリスタルとタロットカードを愛し、自由に創造的に育った。ヒップホップダンスの先生たちからの批評にうんざりしていたティーンエイジャーの彼女は、YouTube や他のアプリを通じて独学でヨガを練習し始めた。そこまでは簡単だった。大変だったのは、成績が良くて、家族からものすごく期待されていたにもかかわらず、大学に行かないと決めた時だった。 「母は高校の卒業式で開会の式辞を述べるほど優秀な生徒でした。卒業後は教育の重要性を伝えるためにフィリピンに戻ったんです」と彼女は言う。
ドミンゴは今、自分の職場の同僚や友人たちにヨガを教えているが、大学に行かずにヨガのティーチャートレーニングに参加すると家族に伝えた時は猛反対にあい、大騒ぎになった。彼女は自分がやりたいことを理解してくれない両親に失望した。だがその5年後、彼女と家族はヨガのおかげで互いへの見方を変えることができた。
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