ポーズは完璧じゃなくていい!バランスポーズで崩れそうになった時に意識したい一番大切なこと
バランスポーズが完璧でなくても良い理由
前の項目では木のポーズを上手に行う際のポイントについてお話しましたが、実際のところヨガはポーズの完璧さのために練習するものではないため、バランスポーズでぐらついて失敗してもそれはたいして重要なことではありません。では、バランスポーズを行う際に一番大切なことは何でしょうか?それはそのポーズをとっている時の自分自身を内観することです。たとえどんなにぐらついて、どんなにバランスを崩しそうになったとしても、ポーズに入っている時の自分自身の心の動き、体の感覚、そして呼吸がゆったりできているかなどを常に観察していきます。
自分の安定する場所を見つけていく
バランスポーズは慣れてくると片脚でも安定する場所が体の感覚で分かってきます。慣れてきたら、視線をさらに天井に向けてみましょう。そうするとまたさらにバランスも難しくなってきます。それも慣れて安定するようになったら、今度は閉眼してみましょう。視界がない状態はバランスを崩しやすく、難易度が高めでインストラクターでも簡単にはこなせません。しかしながら、目を閉じてポーズを行うとより自分自身を内観しやすくなります。また普段いかに目から入る情報に頼っていたかを実感できるでしょう。
日常生活でも活かせる
バランスポーズの練習は、日常生活でも自分の安定する場所を見つけるのに活かすことができます。自分を内観し、自分にとって快適に過ごせる場所を探してみる。ヨガでもっとも大切にしているものをこの練習ではより実感させてくれることでしょう。そして、これまで以上にバランスポーズが気楽に行えるのではないでしょうか?
ライター/君嶋瑠里
ヨガインストラクター(RYT200)/F-Rピラティスインストラクター(BI)/背骨コンディショニング®インストラクター。ヨガスタジオ、フィットネスクラブ、公共施設にて姿勢改善や痛みのない体をつくるためのヨガ、瞑想のためのヨガをテーマにレッスンを開催する傍ら、ボディメイクを勉強中。Instagram:@ruripirarucu
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