ストレスが軽減される&筋肉もゆるむ「笑いヨガ」をやってみよう
笑う門には福来る、と言われるのには訳がある。笑うことであらゆるストレスが軽減され、筋肉もゆるむからだ。
マントラとアーサナを最高に楽しく練習する方法
ラフターヨガ(笑いヨガ)は、呼吸法、マントラ瞑想、アーサナを通じて自発的に笑うためのプラクティスで、精神的にも肉体的にも良い効果をもたらす。今回は、ラフターヨガの創始者マダン・カタリア医学博士が最新の著書「Laughter Yoga:Daily Practices for Health and Happiness」から抜粋した、一人でできるラフターヨガの練習法を紹介してくれた。
一人でできるラフターヨガ練習法
ウォームアップ(ホホハハ体操)
練習に入る前には、必ずウォームアップを行おう。「ホホ」「ハハハ」「ヤッタ! ヤッタ! イエーイ!」と声を出すエクササイズから始めるといいだろう。鏡の前で一人でやってみると、思った以上に楽しくなってくるはずだ。最初はゆっくりと、そして心地よいと感じるまで徐々にペースを上げていく。
できればこのウォームアップは立位の状態で行ってほしい。胸の前で手のひらを前に2回押し出して「ホ、ホ」と言い、次に手のひらを下に向けて2回押しながら「ハ、ハ」と言う。「ホホ、ハハ」をさらに速く言いながら、体をゆっくりと左右に揺らし、ひざを軽く曲げる。数回繰り返したら、深呼吸をする。両腕を頭上に伸ばして息を吸い、3〜5秒息を止める。ゆっくりと腰を曲げ、腕をだらりと下にたらしながら「はあああああ」と声をだして息を吐く。この後、笑う練習に入ろう。
さまざまな笑い声の練習
座位でも立位でもよい。
1.お腹から出す音「ホホ」:おへそに手をあてて、口を開けたまま「ホ、ホ、ホ」と声を出す。腹筋の動きを感じながら、お腹から声を出して横隔膜を刺激する。しばらく続けたら、速度を上げて「ホホホ」と言いながら笑う。
2.胸から出す音「ハハ」:胸に手をあてて、「ハ、ハ、ハ」と声を出す。胸の振動を感じよう。しばらく続けたら、速度を上げて「ハハハ」と言いながら笑う。
3.喉から出す音「ヒヒ」:喉に手をあてて、「ヒ、ヒ、ヒ」と声を出す。喉に音が響いているだろうか。そのまま笑いながら、喉の振動を感じる。
4.ハミング:両手を耳にあて、目と口を閉じてハミングする。ハミングしながら徐々に笑い始め、頭の中や脳の奥でその音を感じる。
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