安定したバランスポーズはまずここから!おさえたい5つの基本
4. 助けをかりる
自分だけの力で頑張ってすべてをやり切ろうとせず、壁やブロックなどの助けもかりてみましょう。単にぐらつきを止めるだけでなく、ぐらついている時には感じることが難しい土台の安定感をつかむ機会にもなります。
木のポーズや戦士のポーズIIIで壁に手を添えて支えを得るだけでも軸足の安定を感じられ、足の裏で床を押しやすくなります。また、鶴のポーズではつま先をブロックに乗せてみましょう。ブロックで高さがつくことでお尻があがったときの手を押す感覚がつかみやすくなります。
5. 呼吸と目線を整える
他のポーズと同様にバランスポーズでも呼吸と目線は大事なポイントです。焦った時に呼吸が乱れたり、目線を定めるのが難しくなったことはありませんか?おだやかな呼吸が続けられ、目線がやさしく一点に集中できているということは、体のグラグラした感じもなく気持ちも落ち着いているということ。ポーズに夢中になると忘れがちなことなので気をつけてみましょう。
バランスポーズでは力強さや体幹はキーポイントになりますがそれだけではありません。バランスがうまく取れないと感じたら一度これらの基本に戻って、心身ともにより安定したポーズを目指してみましょう。
ライター/吉田加代子
オーストラリア・ブリスベン在住。日本とオーストラリアでの会社員生活を経てヨガティーチャーに転身。2012年より在豪日本人やローカルの人たちを対象にヨガクラスをしている他、ヨガアプリ「Down Dog」の日本語翻訳とナレーションを担当。オーストラリアのゆったりした環境の中、ヨガで日々心地よく暮らすことを心掛け、一人でも多くの人に気軽にヨガを楽しんでもらうことを目指して活動中。Instagram:@kayoko_yo
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