もしもモラハラ被害に遭ってしまったら|臨床心理士が教えるモラハラ対処法

 もしもモラハラ被害に遭ってしまったら|臨床心理士が教えるモラハラ対処法
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南 舞
南 舞
2020-06-03
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モラルハラスメントをされたら?

できるだけ早く誰かに相談しよう

自分の欠点ばかりを指摘されると、心は大きな傷を追います。また、時間が経てば立つほど相手の支配から抜け出すことができないのもモラルハラスメントの怖さ。そうならないうちに早く対処しましょう。まず大切なのは、この状況を第三者に知ってもらうこと。身近に相談できる人がいるのであればその人に話すのが良いと思います。身近な人との相談が難しい場合、最近では法律事務所にて相談を受け付けていて、無料で相談できるようなところもあります。また、家庭やパートナー間であれば、DV相談ナビや全国の配偶者暴力支援センター職場であれば労働局など、実は身近に相談できる場所ってたくさんあります。ぜひ自分に合いそうなところを選んで相談してみてくださいね。

感じた気持ちは否定しなくていい

相手にひどいことを言われると、つらい・悲しい・怒りなど様々な感情が湧いてくると思います。相手に暴言を吐かれたら嫌な気持ちになったり、怒りが湧いてくるのは当然の反応です。そういった感情や感覚を素直に受け止めるようにしましょう。

自分を責めないで!

モラルハラスメントの怖いところは『自分が悪い』『自分が原因』だと思い込まされてしまうこと。モラルハラスメンとは言葉の暴力であり、どんな理由があっても許されることではありません。自分を責めないようにしましょう。とはいえ、加害者を目の前にしてしまうとその気持ちが揺らぐこともあると思います。そんな時のためにも、周囲の人に話してあなたの味方を作っておくことが大切なのです。

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