LIFESTYLE
「結婚するのが、怖い」トラウマを乗り越えたある女性の話
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彼は辛抱強く待ってくれていました。そして私は泣き始めました。ついに私は言いました「イエス!イエス、イエス。勿論、答えはイエス」と。彼は私の指に指輪をはめ、泣いている間ずっと抱きしめてくれました。「イエス」を言っているその間、私の世界は広がりました。
私たちは海の目の前でシャンパンとフルーツを楽しみながら、トゥルムの太陽が登っていく瞬間、自分たちの肌があたたかな太陽の光に照らされてピンク色に染まっていくのを感じていました。トゥルムの日の出を目の前にして結婚を誓うなんて、その幸せが信じられないほどでした。そしてその瞬間、私は恐怖よりも感謝を選んだのです。
トゥルムに日が昇ると間も無く、砂浜に次々に人が集まり始め、ちょうどヨガクラスが始まろうとしていました。そこでフィアンセ(!)に一緒に参加してみようと誘ってみました。
心の闇を抱えている自分と、生きる
私はまだ、自分が決めた変化、つまり恐怖に直面しつつも揺るぎないコミットメントにまだ動揺していました。馴染みのアーサナが私を落ち着かせてくれることを望みました。 木製の大型テントの中を通り抜け、ジャングルの中のひっそりと存在する断崖の上に立ち、まるでそこにずっと居たかのようにビーチを見下ろしながら、心の中でマントラを繰り返しました。
そのクラスのヨガティーチャーはメキシコシティからやってきた若い女性で、抑揚のない声で私たちに対し、恐れを手放し、心を開き、私たちが今居る美しい瞬間を感じるように指導しました。
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