自分の幸せを阻むのは…自分自身!困難に立ち向かう前にすべきこと6つ
2.柔軟性を養おう
自分を癒し、解放するためにもっとも役立つ方法を知る唯一の方法は、何にもとらわれず、心を開いて内側からの声を聞くことだ。ここで提案しているRAINのステップについても、必ず順番通りに行う必要はなく、自分の内側を客観視できる度合いに合わせて変えることができる。たとえば、不安を感じ始めてすぐ、それは自分の心によく起こり、大抵の人にもあることだと認識できれば、すでにRAINのNまで到達している。つまり、自分の内面に対して思いやりを持った探求をし続ける必要はなく、心静かな状態の中で安らいでいればよい。同じように、そういった人でも、何か予期せぬことに出会い、ステップをもう一度最初から繰り返すべきときもある。
また、内側の声に耳を傾け、何が必要なのかを聞いていると、RAINに別の瞑想を取り入れてみたいと感じることもある。そんなときは、まずしっかりとした体の基盤をつくるために、ヨガや歩く瞑想などから始めてみよう。強い感情が生じるなら、しばらくの間呼吸だけに集中しよう。このような内側の声を聞こうとする姿勢や、状況に適応する力は、初めは機械的なテクニックのように思われたRAINのステップを、創造的で活気に満ちた手段に変える助けとなる。
3.助けを求めよう
RAINのプラクティスをすると、感情が激しくなることがある。自分の感情に取りつかれたり、飲み込まれたりしそうだと思ったら、プラクティスを1人で行わず、他に助けを求めよう。とくにPTSD(心的外傷後ストレス障害)と向き合っている人にとってはこれが重要で、セラピストや心理学に通じている瞑想の先生による指導が必要だ。経験豊富な信頼できる人がいることで、自分の内側の弱い部分と安心してつながることができ、手に負えないようなことが起きたときにも、楽になる方法を見つけられるのだ。
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