下着はシルクがイイ?膣ケアが妊活に与える影響|産婦人科医に聞くホルモン知識

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下着はシルクがイイ?膣ケアが妊活に与える影響|産婦人科医に聞くホルモン知識

厚生労働省が行った調査によると、働く女性の13%が不妊治療の経験者。年齢と共に妊娠率が低下するのは周知の事実ですが、改善・予防法はいかに。必要なのは「根本的な体質改善」と語るのは、様々なクリニックで不妊と向き合ってきた鶴巻由紀子医師。この企画では、その実践方法や必要な知識をご紹介します。第5回は「膣ケア」が妊活に与える影響について。

膣ケアが妊活に与える影響

専用オイルで膣をマッサージすることで血行が促進され、妊娠力を高めると言われる膣ケア。アーユルヴェーダにも精通した鶴巻由紀子先生流の膣ケアとは?

「クリニックで行っている膣ケアは、アーユルヴェーダの知恵に基づいています。治療の目的は、私たちの体を構成するヴァータ、ピッタ、カパという3つのドーシャ(生命エネルギー)バランスを整え、アグニ(消化の火)を高めて生殖器の活動を活発にするためです。もちろん、マッサージすることで骨盤内の血行を促進しリンパのうっ血を取り、子宮と卵巣の働きを活性化させる効果もあります。
クリニックでは、カウンセリングと診察で患者さんのドーシャチェックを行い、その結果をもとに調合した無添加オイルを使ったドーシャのバランスの調整を行います。

なぜ膣にオイルを塗るかというと、膣は吸収率が高く、体のほかの部位に比べて外陰部は42倍、膣は90倍と言われてるから。また、薬剤などを経口摂取する場合、成分の一部が肝臓で代謝されるファーストパスエフェクトにより薬の効果が減退します。ですが、膣に直接オイルを塗るとファーストパスエフェクトを回避でき、オイルの有効成分が余すところなく体に届けられます。

ただし、いくら膣ケアをしても子宮の位置がズレていると周辺の血管やリンパが詰まり、生殖器が活性化せず妊娠力は高まりません。クリニックでは、子宮の位置異常の改善と膣、子宮周囲の血脈を整える治療法(子宮リンパ療法)も併せて行っています。」
(鶴巻由紀子先生)

text by Ai Kitabayashi

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