「乾燥で肌がかゆい…」マインドフルネスがつらい痒みを和らげる理由とは
2.呼吸とかゆみに意識を向ける
次に、呼吸に意識を向けます。ゆったりと鼻から息を吸い、1、2、3、4とカウントします。そして、ゆっくりと鼻や口から1、2、3、4、5、6と息を吐きます。ゆったりと自分のペースで数回呼吸を数えてみましょう。
呼吸と共にかゆみは変化しましたか?どんな感覚がありますか?かゆみが続いているようでしたら、吸った新鮮な呼吸をかゆい部分に送り届け、吐く呼吸でかゆみを体の外に出していきます。息を吐くたびにかゆみが体の外に出るイメージをしましょう。
リズム良く呼吸をすると、体がリラックスし、気持ちが落ち着きやすくなります。かゆみに変化はありましたか?かゆみの強弱や身体感覚に意識を向け、変化に気付いてみましょう。
3.マインドフルネスタッチ
強いかゆみがあると、皮膚を強くかきすぎてしまう場合があります。そうすると、傷跡がついてしまったり、治りが遅くなってしまったりと、肌にはマイナスの影響を与えてしまいます。少し気持ちが落ち着いたら、マインドフルネスを使ってかゆい場所を優しくタッチしたり、スクラッチしましょう。もちろんかゆみがなくなっていたら、タッチしなくて大丈夫です。
ゆったりとした呼吸を続けながら、かゆみが続く場所に、指先を軽く当て、小さな円を描いてみます。皮膚を軽く押してみたり、優しくつまんでみても良いでしょう。優しくたまごの表面を撫でるように、スクラッチしてみても良いです。
何か感覚に変化はありますか?身体感覚の変化にしっかりと意識を向け、気づき、受け入れていきます。例えば、「少しかゆみが軽減したが、まだ続いている。」事実に気づき、ありのまま受け入れます。
自分の手ではなく、冷たいタオルを当ててみても良いです。夏ですと、冷感シートが役立つ場合もあります。柔らかい毛のブラシで撫でてみても良いです。身体感覚に変化はありますか?身体感覚が変化する方法を探してみます。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く