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アラフォーヨガ初心者!本田ゆうすけのインド修行記【ヨーガスートラを読もう後編#31】
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心の水面に静けさが訪れると「本当の幸せ」がわかる?
心がいろいろなことに惑わされたり乱されなくなると、どうなるのか。
ヨガ哲学的な観点では、‟本当の幸せ”‟本当の自分”がわかるそうです。僕自身はまだ本当の○○がわかっていないので、伝え聞きのスタンスで失礼します(笑)。
ルチカ先生は、心の状態を水面に例えたりしていました。本当の自分の姿は水面に映っているはずなのに、さざ波・荒波が常に立っているせいで見えなくなってしまうと。
例えば、思い込みや間違った考えで水を濁らせてしまっているかもしれないし、時にはざぶんと自分が飛び込むようなことをしてしまっているかもしれません。水面を波立たせている風は自分で止めることができるかもしれないのに、それに気づかないまま、「幸せはどこだ」「私ってなんだ」と右往左往してしまっているのですね。
さて、そんな大波小波を落ち着かせながら辿り着く「悟り」の段階とは、一切の心の波が無くなった状態を指します。一方で、ヨガの目的である「心の作用を止滅する」という日本語訳には、「よし、心の波を止めるぞ!」という心の波がまだ含まれていそうです。
つまり、この日本語訳は、本来のサンスクリット語のニュアンスとは少し違うのかも…といった意見も…。この解釈の是非はさておき、ディスカッションでは様々な意見が出ました。いろいろな見方ができるのもインドならでは、なのかもしれませんね。
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