ヨガするメンズはモテやすい!?奥手な男性たちへ勧めたいヨガの魅力
ヨガと聞くと女性が行うエクササイズと思っていませんか?まだまだ女性の比率は高いものの、最近ではヨガにハマる男性も急増しています。そしてヨガが好きな男性たちは人生が充実し、女性からも好かれやすい傾向に…。男性にとってメリットたくさんのヨガ。しかしモテたいとは思いながらも女性の集団の中に入っていくのは苦手という方も多いのが現状。ヨガに対するネガティブを解消し、モテ男子へと導く方法とは?
そもそも「ヨガする女性」が多いのはなぜ?
ヨガ発祥の地であるインドにおいて、古来ヨガは男性が心身の鍛錬のために行うものでした。現代の主流であるハタヨガでも、上級者向けともなればダイナミックで男性的な要素の強いポーズが多く、また様々あるヨガ流派の創始者達も男性であり、本来ヨガは男性向けのものであると言えます。ところが2000年代、ハリウッドセレブが火付け役となった海外でのヨガブームがきっかけで、日本でも若い女性を中心にヨガが人気となっていきました。もともとの修行法という位置付けから、美容法、健康法、スポーティーなもの、ファッショナブルなものとして定着していき、明るくておしゃれなスタジオも増え、さらに多くの女性が気軽にヨガを始めやすくなって、女性愛好者が中心の現在に至るのです。
ヨガクラスに参加した男性がやりにくいと感じた理由6つ
1.男性の参加者が自分1人だけなので、目立ち過ぎて嫌。
2.女性と比べて体が硬すぎるので、ポーズができないことに劣等感を覚える。
3.他の女性たちのウェアがセクシー過ぎて目のやり場に困る。
4.女性の先生が体に触れポーズを直すときに、変に意識してしまう。
5.自分が汗臭くなるのでクラスの中に入れない。
6.女性から自分が気持ち悪がられないか心配で参加できない。
上記は筆者がヒアリングした際にいただいたものです。この中で一番多かったのは、1の参加者の中で男性が自分1人だけで嫌だったという意見。ヨガを始めたばかりでただでさえ緊張する中、さらに1人という状況にやりにくさを感じてしまったようです。次に多かったのは、3の女性のウェアがセクシー過ぎて目のやり場に困るという意見。女性が薄着になったりボディラインのくっきりした服装で参加していることがかえって男性からするとやりにくいようです。
では、逆にヨガクラスに積極的に参加する男性の意見はどうなのでしょうか?
ヨガが好きな男性に聞いた、ヨガを続けようと思った理由6つ
1.ヨガ中はキツいけれど、終わってみるとスッキリするから。
2.筋トレと違って色んな形で体を使うので面白い。
3.ヨガの哲学や思想など、本質的な部分に奥深さを感じたから。
4.体が疲れにくくなり、いいストレス発散にもなっている。
5.著名なスポーツ選手や経営者がヨガを取り入れていると知って、自分も続けてみようと思ったから。
6.体のメンテナンスに有効だと思ったから。
実際こちらの意見を言ってくださった人の中にも、最初のうちは前述したようなやりにくさを感じていたという方もいます。しかし、こちらで紹介したヨガを続けたいと思った男性たちは共通してそれぞれヨガの持つ魅力を知り、周囲のことや女性からどう思われるかなどをいちいち気にせず、自分自身のためにヨガを楽しんでいるのです。そして、ヨガを日常に取り入れた男性は女性からも好かれていきます。それはなぜでしょうか?
ヨガする男性が女性から好かれる3つの理由
1.女性と自然体で話せるようになる
まず、ヨガ人口の多くが女性であるため、ヨガのグループレッスンに参加すればおのずと女性と接する機会が増えていきます。ヨガは自分自身を見つめていく練習なので、よほどの迷惑行為さえなければ男性が思うほど女性は男性の存在を気にしません。あなたが真摯にヨガに向き合っているうちに、女性に対する抵抗感が薄れていき、徐々に自然体で話せるようになっていきます。
2.人と比べなくなるので、女性に劣等感を感じなくなる
女性より優位でありたいと思う男性は多く、そう思うあまりポーズが出来なかった自分の姿を格好悪いと思いがちに。ヨガは人に対しても、自分に対してもジャッジしないことを教えてくれます。ヨガの練習を続けていくと人と比べたりジャッジしたりする思考を徐々に手離していくので、ありのままの自分や他人の優れたところも素直な気持ちで認められるようになります。結果、コミュニケーションが円滑になり、女性からも好感を得られやすくなるでしょう。
3.イライラやクヨクヨしにくくなり、女性からも接しやすい人になれる。
自分の仕事に強い責任感を持って働く男性たちは、知らず知らずのうちに抱えるストレスも多くなりがちに。部下や後輩にイライラしたり、上司から叱られクヨクヨしたり…。もしあなたが感情の起伏が激しいと、周囲の人もあなたに近づきにくくなり、もちろん女性から好かれる可能性は低くなります。そんな状態を緩和してくれるのにもヨガはとても役に立ちます。ただ単に体を動かしてストレスを発散するだけがヨガの効果ではありません。怒りや不安といった感情に流されることのない、強く穏やかな心を養うのがヨガ本来の目的であり、ヨガを通して自分自身の心を見つめる練習の積み重ねが、あなたの日常生活をもっとより良いものに変えてくれるのです。
「ヨガするとモテる」本当の意味
ヨガのクラスでたくさんの女性と接する機会が多いからモテるというのではなく、上記で述べたようにヨガ実践であなた自身のマインドが変われることで好感を得る男性に近づけるのです。もちろんモテるだけに限らず、ストレスの多い日常をより楽に生きていくための術。それがヨガなのです。
ヨガは素晴らしい効果があるとわかっても、それでもやはり女性の多い環境に抵抗感があるという男性もいらっしゃると思います。そんな方でも、もう少し気軽に参加できそうなヨガクラスやイベントについて紹介します。
男性の抵抗感を和らげる、3つのヨガの選び方
1.男性インストラクターのいるスタジオ、クラスを選んでみる
インストラクターは女性の比率が高いですが、男性インストラクターももちろんいます。男性インストラクターのもとでもやはり参加者は女性の方が多いかもしれませんが、少なくともクラスの中で自分1人だけしか男性がいないという状況を回避できます。そして、男性インストラクターとしても参加者に男性がいることは嬉しいもの。相談すればきっと親身に答えてくれる可能性は大きいです。
2.男性限定のクラスやイベントに参加してみる
最近、男性限定のクラスやイベントレッスンなどが都内を中心に全国各地で開催されるようになり、メンズヨガやヨガ男子という言葉も生まれるほどになりました。参加者は全員男性なので、女性の目を一切気にすることなくヨガを楽しめます。「メンズヨガ」のキーワードで検索すると開催しているスタジオやイベントが色々と見つかるでしょう。
3.大きなヨガイベントに参加してみる
有名インストラクターが出演する大きなヨガイベントでは、広い会場で大人数で行うため一般的なクラスより開放感があります。有名インストラクターは女性だけでなく男性からも人気があるため、多くのヨガ男子が参加しています。無料で受けられるレッスンもあったりしますので、お試しにやってみたい方にもお勧めです。
最初はハードルが高いと感じるヨガですが、心の壁を取り除くことができたならヨガ本来の魅力に気付けるはず。そしてあなたの人生を輝かせる手段となってくれるでしょう。ぜひ扉を開いて、気軽にヨガを楽しんでみませんか?
ライター/君嶋瑠里
2017年、会社員の仕事で心身共に疲弊していた頃、インストラクターの友人の紹介がきっかけで知った綿本彰氏のスタジオを訪れ、師事する。パワーヨガ、ラージャヨガ、その他様々な瞑想法を学び、2018年、指導者養成講座を修了しヨガインストラクターに。日常に活かせるヨガをテーマに実践中。2018年日本ヨーガ瞑想協会講師登録。2019年全米ヨガアライアンスRYT200取得。ヨガスタジオ、ホットヨガスタジオ、スポーツクラブ、公共施設にて指導。
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