運動なしで痩せられる?瞑想で食欲を調節できるようになる4つのヒント
友永先生&和香さん対談「ヨガもダイエットも“今”に集中することが大切です」
和香さん(以下、W):先生は普段、どのようにお食事を召し上がっているんですか?
友永先生(以下、T):基本的に朝と夜の2食です。食事時間が30分以上とれないときはいただきません。食事中は、テレビは消して、楽しくおしゃべりしながら、50回以上噛んで食べます。
W:50回ですか! 以前、「ありがとうございます」を唱えながら食べると10回は噛めるので、早食いしなくてすむというのを聞いたことがありますが、それ以上ですね。
T:とにかく食事に集中して、全身全霊で味わっていただきます。
W:一番お好きなものは?
友永先生:新鮮な野菜と果物、それから蕎麦ですね。肉はいつの間にか食べなくなりました。魚は、ときどき刺身でいただきます。
W:断食に興味があるんですが、ヨガを行う上でしたほうがいいのでしょうか?
T:断食をなさると心身が澄んでくるので、何を食べたらいいか体が教えてくれるようになります。それに、体がとても柔らかくなりますよ。
W:え、断食で柔らかくなるんですか。
T:体の中に物が入っていないと、力の入るところ抜くところがわかるんだと思います。
W:私は、体が重いと感じたら1食抜くようにしているんですが、できて1食ですね(笑)
T:それだけでも素晴らしいです。調子が悪いな、というときは小食にするだけで改善されます。健康の原点は少食ですよ。
W:でも、甘いものはやめられないんです。食後の癖になっていて。炭水化物も好きで、全体的に糖分が多いと感じています。
T:そんなときは白湯やお茶を飲むだけでも違いますし、呼吸法やマントラもおすすめです。マントラを唱えるとピュアな振動を受けられるので、心身が非常にいい状態になります。ぜひやってみてください。
教えてくれたのは…友永淳子先生
友永ヨーガ学院院長。インド、アメリカでヨーガ指導法を学び、1978年、東京・荻窪に友永ヨーガ学院を開校。信頼と実績の「ヨーガ断食講座」を30年以上にもわたり開講。ヨーガを通して「食」の大切さを教え続けている。
モデルを務めたのは…野沢和香さん
モデル、ヨガインストラクター。女性ファッション誌やCMなど、幅広く活躍中。2007年に全米ヨガアライアンス認定RYT200を取得。近著に『野沢和香の体と心の不調を解決! 1日5分おうちヨガLESSON』(セブン&アイ出版)がある。
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