ダイエット効果も!ストレス食いを解消する「食べるマインドフルネス」とは

ダイエット効果も!ストレス食いを解消する「食べるマインドフルネス」とは
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石上友梨
石上友梨
2019-09-09

イライラしながらどか食いをしたり、ストレス食いをしてしまうことはありませんか?食べることがストレス解消法な方も多いと思います。ダイエット中なのに甘い物を食べてしまい、あとから後悔したことがあるかもしれません。ダイエットのために食事制限したいけど、大好きな甘いものはやめたくない…そんな方におすすめなのが食べるマインドフルネスです。食べるマインドフルネスでは「食べるもの」ではなく、「食べ方」を変えていきます。それでは、五感を使った食べるマインドフルネスを紹介します。

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食べるマインドフルネスとは?

「ストレス食い」をした時の、食べ物の味を覚えていますか?おそらく、覚えていることの方が少ないかと思います。

私たちが「ストレス食い」や「どか食い」をする時は、大抵何か別のことを考えていたり、何か強い感情に支配されていたりして、食べ物をしっかりと味わってはいないことが多いと思います。「ストレス食い」や「どか食い」は、マインドレスな状態で行われます。マインドレスとは「気づいていない」「意識していない」状態のことです。

ほとんど意識しない状態で食べ物を食べているからこそ、満腹感もなかなか得られづらく、ストレス解消として食べていても、心の満足感も得られづらい状態になっています。

食べるマインドフルネスでは、食べることにしっかりと意識を向けていきます。そのため、咀嚼回数も多くなり、おなかの満腹感も得られやすくなり、食べ物を味わい尽くすことで心の満足感も高くなります。

マインドフルな状態で食べ物を食べると、食材の味をいつまでも覚えていられることに驚くかもしれません。おそらく、「ストレス食い」をしてしまう人は、本来、食べることが好きな方だと思います。食べるマインドフルネスで、食べ物本来のうまみを味わい尽くし、食べることの楽しみを取り戻しましょう。

マインドフルネスとは?

マインドフルネスは一言でいうと「気づくこと」です。

意識をいま、この瞬間に集中させ、いろいろなことに「気づく」ことになります。例えば、自分の呼吸に意識を向け、今の呼吸の状態や呼吸の変化に気づいたり、自分の内面に意識を向け、思考や感情に気づいていきます。その際は「これは良い考えだ」「これは無くしたい悪い考えだ」など、良し悪しの判断をせず、ありのままに観察していきます。

私たちは1日の大半の時間を意識せずに活動しています。ある研究結果では、1日の約47%をしっかりと意識せずに動いているとも言われています。

食事をする時にスマホを見ながら、誰かとおしゃべりしながらなど、「ながら食べ」をしている方も多いと思います。

「ながら食べ」は、食事にしっかりと意識を向けて気づいていく食べるマインドフルとは異なるものになります。もしも食べるマインドフルネスを実践したい場合は、「ながら食べ」をしていないかなと注意してみましょう。

五感を使った食べるマインドフルネス

食べるマインドフルネスは、食事をする中で行うマインドフルネスです。

食べるマインドフルネスでは、「ながら食べ」などマルチタスクはやめ、食べることだけに集中します。スマホの画面は閉じ、テレビは消して、五感をふるにきかせて目の前の食事に意識を向けます。

1.見た目を味わう

食べ物をしっかりと観察し、視覚を使って味わいます。食事はどのような色合いをしているのだろう。何が使われているのだろうと好奇心を持って見てみます。

2.香りを味わう

嗅覚を働かせて香りを味わいます。どのような香りがしますか?口に入れた後に、ふわっと香りが漂う場合もあります。噛んだり、飲み込んだ後に、香りが変化する場合もあると思います。ひとつひとつの変化に気づき、香りを楽しみます。

3.味覚を使って味わう

それでは、いよいよ食材を口に運びます。どのような味がしますか?

ゆっくりと咀嚼し、食事をたっぷりと楽しみます。噛むたびに味わいが変化していくと思います。

4.音を味わう

食材を噛んだ時にどんな音がしますか?食材によって、サクッと音がしたり、コリっとしたり、特に音がしないような食材もあるでしょう。

耳をすませて食材の音を楽しみます。

5.触覚を使って味わう

その食材はどのような食感でしょうか?唇に触れる感覚、舌の上に乗った感覚、歯で噛んだ時の感覚、それぞれをしっかりと感じていきます。しっかりと味わったら食材を飲み込む際の、喉の感覚にも意識を向けます。飲み込んだ後の余韻にひたるのも良いでしょう。

ふだん「ながら食べ」をしていると、マインドフルな食べ方にはすぐに慣れないかもしれません。しかし、意識することで私たちはより「気づきやすく」なり、マンドフルな食べ方ができるようになっていきます。

そして、食べるマインドフルネスを実践する中で、新たな気づきがどんどん生まれてきます。食事をしっかりと楽しむことで、「どか食い」や「ストレス食い」を予防することができます。また、たくさん咀嚼し、よく味わうことで、少量で満腹感が得られ満足できることもあり、ダイエットにつながりやすくなります。ぜひ、一度自分の食事の仕方を振り返ってみてください。

ライター/石上友梨
臨床心理士/公認心理師 大学・大学院と心理学を学び、警視庁に入庁。職員のメンタルヘルス管理や、心理カウンセリング、スポーツ選手へのメンタルトレーニングなどを経験。ヨガや瞑想を本場で学ぶためインド・ネパールへ。全米ヨガアライアンス200取得。現在は認知行動療法をベースとした心理カウンセリング、セミナー講師、ライター、ヨガインストラクターなど、活動の幅を広げている。また、発達障害を支援する活動にも力を入れている。

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