原因は競争心?ヨガで「戦って」しまうあなたに
ヨガは心を落ち着かせ、整えるもの。ところが、ついヨガクラスの最中に心が乱れてしまう。それはもしかしたら、あるものと戦っているのかもしれません。誰でも一度は経験するヨガクラスの最中の「戦い」とはどんなことでしょうか?そしてもし自分が戦ってしまったら?具体的な例と向き合い方をみていきましょう。
周りの人と競い合ってしまう
「前の人は脚があんなに高くあがっている!隣の人はあんなに前屈できている!それなら私も…」というように、つい他の人と比べて自分も同じようにしようとしたり、隣の人に対抗心を抱いてしまうことはありませんか?
他の人の動きが気になるということは、自分に意識が向いていないということ。ヨガのポーズは周りの人たちに出来具合を見せるものではなく、自分の身体の様子を感じながら行うものです。周りの人と同じようにしようとして身体に負担をかけていませんか?それをして自分は心地良く感じているでしょうか?人は人、自分は自分です。意識を外側(周りの人)から内側(自分自身)に向けることから始めてみましょう。
今までの自分と戦う
いつもはこれぐらいできるから、先週はここまで出来たから、左側でできたから右も同じぐらいに。その基準に合わせてポーズを取ろうとしていませんか?同じようにできないと「できるはずなのに」と以前できた時の自分に無理をして近づこうとしていませんか?
自分の身体はいつも同じかを考えてみましょう。特に不調を感じていなくても、体調がいつもと変わらず普通だと思っていても、実際身体の調子は毎日わずかながらでも異なるものです。ヨガはその些細な自分の変化に意識を向ける、気が付けるようにする練習でもあります。常に新鮮な気持ちで「今ここにいる自分」を感じるようにしましょう。
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