手を上にあげるポーズの基本|大きく胸を開くコツ
クラスでよく行うけれど、あえて詳しい説明がされないこともあるポーズのポイントや体の動かし方をご紹介。実はあらゆる基礎となる大事な動きを網羅しているので、改めて確認してみましょう。今回は上に伸びてリフレッシュする、手を上にあげるポーズ「ウールドゥヴァハスターナーサナ」。
ウールドゥヴァハスターサナ(手を上にあげるポーズ)
ひまわりのように上に伸びてリフレッシュ
胸を開いて上を向くことで酸素をたっぷり取り込めます。太陽に向かって咲くひまわりのように明るい気持ちになるポーズ。
・恥骨を前に押し出す
・肛門を締める
・脚を踏むことで上に伸びる
HOW TO
上に伸びるために大切なのが、土台となる足裏で強く床を踏むこと。肛門を締めて臀筋を使い、恥骨を押し出して体の前面をしっかり開きます。
体の前側を開きやすくするには、背中を丸めて反りやすい状態に
膝を曲げて両手を体の前で組み、背中を丸めてゆっくり5呼吸。背面をゆるめることで、体の前側が開きやすくなる。
前から見ると
両脚は中心に寄せ、力強く床を踏み続けて。体を反らせるとあごが上がりやすくなりますが、しっかり引いて胸に近づけ、肩を下げて首を長く保ちましょう。
・耳と肩の間にスペースをつくる
・あごを引く
・膝をつけようとする意識を持つ
NG:土台となる下半身が機能しておらず、ただ手を上げて上を見ている状態。あごが上がると頸椎が詰まり、首への負担大。
・首の後ろが詰まっている
・腕を無理に上げている
・脚が踏めていない
腕は肩が詰まらないところまででもOK
恥骨を前に押し出して、自然な反りを保ってキープ。両腕は斜め前方に伸ばし、あごを引いて首を伸ばそう。
・恥骨を押し出して自然に後屈
教えてくれたのは…柳本和也先生
ヨガ講師、udaya yoga studio主宰。バリ島でヨガに出会い、アシュタンガヨガの権威ケン・ハラクマ先生に師事。アシュタンガヨガのほかオリジナルメソッド、アサナマンダラも指導。
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