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名医に聞く!生理不順・PMS・妊活…アーユルヴェーダ的婦人科系トラブルQ&A
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PMS(月経前症候群)の辛い症状は、ストレスが主な原因
伸枝:PMS(月経前症候群)の症状が辛いという女性も多いようですが、アーユルヴェーダが考えるPMSの原因とは、なんでしょう?
Dr.ディネッシュ:PMSの主な原因は、ストレスです。ストレスは、生理不順を招く原因でもあるので、女性は、自分なりのストレス解消法を見つけておくといいですね。私のコンサルテーションに来られる日本人の女性を診ていると、気持ちを抱えこみすぎている人が多いように感じます。ネガティブな感情を一人で抱えこまず、できるだけ心をオープンにして、リラックスした気持ちで過ごすと女性ホルモンが活性化しやすくなります。
伸枝:スリランカの人は、どのようにストレスを解消されることが多いのですか?
Dr.ディネッシュ:スリランカは国民の7割が仏教徒で、日々の生活の中に仏教の教えが深く根付いているため、なにか困ったことや悩みがあると、お寺のお坊さんに相談する人が多いですね。また、ブッダが悟りを開いたといわれる菩提樹の木に話しかけて、気持ちを落ち着かせる人もいます。木は、自分が話したことを他の人に話す心配がないので、安心して気持ちを話すことができるのです。年齢を重ねるほど、心をオープンにすることは難しくなりますが、誰かに話しをしたり、気持ちを聞いてもらうことで、心の緊張がゆるみ、ストレスを解消しやすくなると思います。
伸枝:日本の女性ももっとオープンにいろいろなことを相談できる場所があるとよいですね。
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