上手な怒りの表現方法が知りたい…「怒りの感情のアサーション」とは?

 上手な怒りの表現方法が知りたい…「怒りの感情のアサーション」とは?
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石上友梨
石上友梨
2019-07-15
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怒りのアサーションDESC法

それでは、怒りをどのように表現すれば良いのでしょうか? 怒りのアサーションと呼ばれるDESC法をご紹介します。

DESC法は、自分の主張だけでなく、相手の主張も尊重するコミュニケーションです。DESC法は4つのステップから成り立ちます。4つのステップに沿って、自分の考えを伝えるようにしましょう。

1.Describe 客観的に状況を描写する

まずは、第三者から見ても明らかな客観的な状況・事実を伝えます。

2.Explain  自分の気持ちや考えをアイメッセージで伝える

相手に伝えたい気持ちや考えを、困りごとという視点から、自分を主語にしたアイメッセージで伝えます。相手を主語にして、相手にとってほしい行動をそのまま伝えないように注意しましょう。例えば、「早くレポートを仕上げなさい」といったセリフは相手が主語になります。アイメッセージは、「早めにレポートが仕上がると(私が)助かるな」と、自分を主語にしたセリフのことです。

3.Suggest  相手に望む行動や解決策を提案する

ポイントは、具体的かつ実現可能なことです。相手に望む行動や解決策を、なるべく細かく、現実的なものから提案します。

4.Choose  相手に選んでもらう

伝えた解決策を強制せず、いくつかの選択肢から相手に選んでもらったり、他の選択肢はないか問いかけます。最後の決定は相手にしてもらいましょう。

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