相手への「わかってよ!」という怒りをなだめる簡単な方法

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相手への「わかってよ!」という怒りをなだめる簡単な方法

KANA ITO
KANA ITO
2018-05-03

ケンカの原因はいつも同じ。私はこんなに彼のことを思っているのに!私の気持ちもわかってくれない。私の愛情も伝わらない。いくら言っても聞いてくれない!そんな感情を抱えてしまったとき、どうしたらいいでしょうか?そんな時は、自分自身のヨガを振り返って、視点を変えてみるのはいかがでしょうか?

「私とあなたは違う人」

特に女性に多いかもしれませんが、相手に対して「(私の気持ち)わかってよ!」という気持ち、残念ながら相手には、特に男性にはわかりません。それは相手の努力が足りないわけでも、彼が冷たいわけでもなく、もともと違う生き物だから当たり前なんです。ヨガをしていても、1人1人骨格や体形の違いがあり、それはそれぞれの個性であると学びますよね。体がもともと柔らかい人、筋肉がつきやすい人、股関節が開きやすい人…恋愛でいえば、男性・女性の違いばかりがフォーカスされがちですが、もともと人間は、男性女性に関わらず、一人として同じ骨格や性格を持っている人間なんていないんです。もちろん体が違えば、そこに宿る心も当然違うはず。だからこそ、「わかるでしょ!同じでしょ!普通でしょ!」という考え方は、通用しないのが当たり前いったん横に置いておいて、違いを理解することにフォーカスしてみてはいかがでしょうか?

「わかってよ!」というエネルギーを、伝えることに注いでみて。

「なんでわからないの?!」というエネルギーを、相手を理解することに使ってみて。

自分と同じ人は、誰一人いない!ということを前提にするだけで、「わかってよ!」という怒りを少し抑えられるかもしれません。

あなたは、あなた自身のことちゃんと理解してる?

自分のことは自分が一番わからない、とよく言いますよね。「彼がわかってくれない!」とイライラしてしまうと、さらに自分自身のことが見えなくなっているはず。もしかしたら、イライラの原因は「わかってくれない彼」ではなく、あなた自身の中にあるのかもしれません。ヨガをしていても、自分は正しくポーズをとっているようでも、実はまっすぐになっていなかったり、余計なところに力が入ってしまっていることってよくありますよね。自分の体なのに、自分の体感って実は当てにならないこともよくあります。そう考えると、あなたの「わかってよ!」という感情も、外から見るとちょっとズレている時があるのかも。いったん冷静になって「本当はこっちのほうがいいと思うんだよ」というアジャスト(彼からのアドバイス)を素直に受け入れてしまう方が、自分が楽になるのかもしれませんね。自分のことは、意外に自分で見えない、ということを前提にしてみるのはいかがでしょうか?

ヨガから学ぶこと、それは「"当たり前"は存在しない」

ヨガのポーズも、タダアーサナダウンドッグ等、一見簡単に見えるポーズこそ、奥が深かったり、難しかったりします。そして、どれだけ繰り返しても、新しい気づきがあります。「簡単なポーズ」という前提を「奥深いポーズ」に変更するだけで、そこに学びが生まれるものです。

日常の中でも、「これが当たり前」という固定概念を拭い去り、「そうか、違う生き物だもんね」「自分のことって見えてないよね」など、ヨガから感じることを色々な考え方に取り入れていくと、一層学びが深まり、そして生きやすくなるはず。「なんでわかってくれないの?!」という感情が湧いてきた時、それはあなたにとって、最高のヨガの学びのチャンスなのです。

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