もう、誰かの言葉に傷つかない!傷つき落ち込みやすいあなたを救うヨガの教え

 もう、誰かの言葉に傷つかない!傷つき落ち込みやすいあなたを救うヨガの教え
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伊藤香奈
伊藤香奈
2018-08-13

仕事で厳しい言葉や心ないひとことを投げかけられた…そんな日は1日中気分が落ち、ふさぎこんでしまいますよね。ひどい時には、次の日もその次の日もその感情を引きずることも。でもそれって、じつはとってももったいないことなのです。

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あなたの人生を相手にコントロールされている?

相手の言葉に反応して、自分の気分や感情がイライラしたり悲しみに暮れているとき。その状態は、自分で自分の心がコントロールできていないということです。その状態をまず理解するには、自分の感情を「馬車」の馬に例えると、わかりやすいかもしれません。

人生を歩む「馬車」

人生馬車説
(Illustration by PIXTA)

自分の感情を、馬車の馬に例えてみましょう。その「馬」は、やりたいことや叶えたい夢を「餌」に、人生という道を進んでいきます。そう考えると、あなたという存在の果たす役割は、「馬車を操る人」。馬の手綱をしっかりとにぎって、進むべき道に馬を走らせます。でも、その馬はとっても怖がりで繊細。ちょっとした刺激ですぐに暴走したり、逆に歩みを止めてしまいます。その刺激に該当するのが、「誰かの言葉」だったり「攻撃的な行動」だったりするのです。イライラが止まらないときや、悲しみから抜け出せない状態というのは、馬車を操るあなたが手綱をしっかりと握れておらず、馬が暴走している状態…と言えるのです。なぜ暴走してるかというと、誰か(の言葉)に反応して、あなたが手綱を緩めてしまっているからなのです。これは、約4000年前に書かれたインド哲学書「カタ・ウパニシャッド聖典」に記されている「人間馬車説」という考えです。

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