もう、誰かの言葉に傷つかない!傷つき落ち込みやすいあなたを救うヨガの教え
仕事で厳しい言葉や心ないひとことを投げかけられた…そんな日は1日中気分が落ち、ふさぎこんでしまいますよね。ひどい時には、次の日もその次の日もその感情を引きずることも。でもそれって、じつはとってももったいないことなのです。
あなたの人生を相手にコントロールされている?
相手の言葉に反応して、自分の気分や感情がイライラしたり悲しみに暮れているとき。その状態は、自分で自分の心がコントロールできていないということです。その状態をまず理解するには、自分の感情を「馬車」の馬に例えると、わかりやすいかもしれません。
人生を歩む「馬車」
自分の感情を、馬車の馬に例えてみましょう。その「馬」は、やりたいことや叶えたい夢を「餌」に、人生という道を進んでいきます。そう考えると、あなたという存在の果たす役割は、「馬車を操る人」。馬の手綱をしっかりとにぎって、進むべき道に馬を走らせます。でも、その馬はとっても怖がりで繊細。ちょっとした刺激ですぐに暴走したり、逆に歩みを止めてしまいます。その刺激に該当するのが、「誰かの言葉」だったり「攻撃的な行動」だったりするのです。イライラが止まらないときや、悲しみから抜け出せない状態というのは、馬車を操るあなたが手綱をしっかりと握れておらず、馬が暴走している状態…と言えるのです。なぜ暴走してるかというと、誰か(の言葉)に反応して、あなたが手綱を緩めてしまっているからなのです。これは、約4000年前に書かれたインド哲学書「カタ・ウパニシャッド聖典」に記されている「人間馬車説」という考えです。
あなたの人生はあなたのもの
あなたがしっかりと手綱を握っていないと、感情という名の馬が暴走してしまいます。それを許してしまっているのは、他の誰でもないあなた自身なのです。あなた自身が「私の人生の時間も、感情も、誰かにコントロールされることは許さない!」と、しっかりと手綱を握っていれば、誰に何を言われようと、馬という感情が暴走することはないのです。
感情と仲良くする方法
馬車をあなたの思い通りに進ませるには、まずはあなたの馬と仲良くすることから。どんな餌が好きで、どんな攻撃に弱いのか、知っておくといいでしょう。そして、何かを言われたりショックを受けるような出来事があった時、馬の首根っこをつかんで暴走を止めるのではなく、優しくなだめてあげるようにしてあげて。つまりどういうことかというと、「自分を知る」ということ。自分がどんなことにモチベーションが上がり、どんなことに傷つき弱ってしまうのかを常日頃から冷静に見つめることです。ヨガの練習もオススメ。自分の内側に意識を向けることで、今の馬の状態(=感情)を知るトレーニングになります。
感情という馬と仲良くして、人生という道をもっとスムーズに楽しく、進んでいきませんか?
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