ヨガの練習で熟睡体質に!現代人が苦手な「力みを抜くスキル」とは?【 ヨガと睡眠 ♯5】

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ヨガの練習で熟睡体質に!現代人が苦手な「力みを抜くスキル」とは?【 ヨガと睡眠 ♯5】

井上敦子
井上敦子
2019-05-29

『なかなか寝付けない』『眠りが浅い』等、睡眠に関する悩みを抱えていませんか? 日本では、一般成人の5人に1人が睡眠に関する悩みを抱えているといわれています。多くの人が抱える睡眠に関する悩み。ヨガの実践が、その睡眠の質を上げることは広く認知されている事実です。ここでは『眠りのヨガ』といわれるヨガニードラを通じて、ヨガ的観点から睡眠の質を向上させていく方法をご紹介していきます。

『抜く』スキルを育てるヨガ

力を入れることは得意だけれど、力を抜くことは苦手。頭を使うことは得意だけれど、頭を空っぽにすることは苦手。頑張ることは得意だけれど、手を抜くことは苦手。睡眠に悩みを抱える方の多くは、そんな特徴があるように思います。考えてみれば学校でも会社の新人研修でも、『入れ方』に関してはたっぷり教わったけれど、『抜き方』に関してはほとんど学ばなかった(1976年日本生まれの私の場合)。そんな社会的背景も手伝ってか、力を入れたり頑張ることの方がリラックスしたり休むことより大事なのだと、知らず知らずに意識下にインプットされている方も多いのではないでしょうか。

ヨガの練習の場においても、力を抜くことが苦手な方を多くみかけます。特に動くヨガの練習(アーサナの練習)の場合、それは顕著に表面化します。『抜く』ことが苦手なタイプの方は、練習を始めて間もない頃は肩が上がり、呼吸が浅く、全身に力を込めた状態で力任せに動くことが多い。結果的に、必要以上に疲労してしまう。でも、ヨガの練習を続けていくうちに、不思議と『抜くスキル』が身についていくのです。非効率だった動きが効率的になり、力任せに動いていた動きに柔らかさが出てくる。それは、素晴らしい連鎖の始まりです。

身体の力みが取れることで呼吸が深くなる⇒呼吸が深くなるからリラックスしやすくなる⇒リラックスするから良く眠れるようになる⇒良く眠れるから仕事も精力的にこなせるようになる、といった具合に、『抜くスキル』が身につくことによって、日常生活にも良い影響が及んでいきます。

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