眠る前の【ネガティブ思考】はどこから来るの?改善法は?【ヨガと睡眠 ♯7】

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眠る前の【ネガティブ思考】はどこから来るの?改善法は?【ヨガと睡眠 ♯7】

井上敦子
井上敦子
2019-06-26

『なかなか寝付けない』『眠りが浅い』等、睡眠に関する悩みを抱えていませんか? 日本では、一般成人の5人に1人が睡眠に関する悩みを抱えているといわれています。 多くの人が抱える睡眠に関する悩み。ヨガの実践が、その睡眠の質を上げることは広く認知されている事実です。 ここでは『眠りのヨガ』といわれるヨガニードラを通じて、ヨガ的観点から睡眠の質を向上させていく方法をご紹介していきます。

眠る前の【ネガティブ思考】はどこから来るの?

忙しい一日を終えてやっとベッドに入りホッとしたのも束の間、ネガティブな思考が頭の中を巡り寝付けない。誰でもそんな経験があるのではないでしょうか。日中ならば前向きに向き合うことが出来たり、頭の隅に追いやることの出来る問題にとらわれてしまう。そこから生まれるネガティブな思考が、不安や怒りといった感情に繋がってしまう。安らかに眠りにつきたい夜にネガティブな思考に支配されてしまうと、安眠を妨げるだけでなく、新たなストレスを生み出してしまうこともありますよね。

では、その『ネガティブ思考』はどこからやってくるのでしょうか?それは、内側に隠れていた思考が表面化されたもの。存在していない思考が新たに生み出されたのではなく、元々存在していた思考や感情が表面に出てきただけだと考えられます。

人間の意識は一般的に3つに分類される

①   顕在意識(思考が活発な状態、外部環境に大きく影響を受けている状態)

②   潜在意識(外部の影響を受けにくく、抑圧された感情や欲求・トラウマなどの心象が表面化する状態)

③   無意識(思考が停止した状態)

日中に活動している間は、①の【顕在意識】が優位に立っています。意識も感情も外側の世界の影響を強く受け、外側に向かって働いている状態です。それに対して眠る前は、②の【潜在意識】が優位に立ちます。外側の世界の影響を受けにくい状態です。この状態では、『内側にあるのに隠れていたもの』が表面化してきます。つまり、日中に活動している間より、自分自身がよく見えているのです。もともと自分にあったものなのですから、ネガティブ思考の自分に気が付いてもそれを悲観する必要はありません。むしろそれを内側から発せられたサインだと受け取り、自分自身に向き合うチャンスだと考えてみましょう。今回は、そんなネガティブな思考に対して、ヨガがどのように作用するのか考えていきます。

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