ハワイでSUPヨガを楽しむ秘訣とは？ 体験レポート＆SUPビギナーの疑問に回答！

クラスが進んでいくに連れてだんだんとポーズがチャレンジングになります。当然ですがボードについている身体の接地面が小さくなればなるほどバランスが難しくなります。地上では難なく取れるポーズも、SUPボードの上で取ったら不安定でグラグラ・・・でもその不安定さも楽しいのがこのSUPヨガ。普段は使わない筋肉も十分に使い、翌日心地よい筋肉痛に見舞われること間違いなし！

ここで不安になった人も安心してください！難しいポーズにはインストラクターがモディフィケーション（軽減法、易しいポーズ）を示してくれるので、バランスが不安な人でも安心です。

通常のヨガクラスでもおなじみのWarriorのポーズ。通常は前後の足を一直線のライン上にそろえますが、SUPボードの上では左右の横幅の足のスタンスを大きく取ることで安定感が生まれ、バランスを取りやすくします。SUPヨガ独特のWarriorのポーズの取り方です。

あともう一つバランスを取るコツは自分がボードのどこにいるかを常に確認すること。ボードの真ん中にハンドル（持ち手）があるのですが、そこがいわゆるボードの「中心」。どのポーズの時にもそのハンドルが自分の中心にあるとバランスが取れます。座位のポーズはハンドルの真上に座り、四つん這いの時はおへその真下に、立ちポーズの時には股関節の真下にハンドルがあるようにするとボードが安定しやすくなります。

動いていると知らない間に体がボードの前後に移動してしまい、いつの間にかボードの先端でポーズを取っていた…ということになりやすいので、常に自分の立ち位置とハンドルの位置を確認しながらポーズを取りましょう。

ボードに対してサイドを向いて行うポーズはさらにバランスを取るのが難しくなります。また通常のヨガと同じように視点（ドリシティ）もとても大事。空を向くとバランスを取るのが難しくなるので、不安な時は前や下を見ると安定します。怖くなければ視線を空に向けて胸で気持ちよく青空を仰ぎましょう！ハワイの空を独り占めできます！

↑ボードの上でのシャバアーサナは至福のとき！

最後のシャバアーサナはボードの上に寝転んで。手の指先と足を水に浸して海とのつながりを感じながらのシャバアーサナは格別！波が優しくボードを揺らして、まるで揺りかごに寝ているような気持ちよさと海との一体感が感じられる幸せな瞬間。この時間のためにSUPヨガを受けたいと言ってもいいくらいです。

クラスの後には５分間のフリータイム（写真タイム）がありました。「ボードの上で好きなポーズを取って！」と言われ、私はヘッドスタンドに挑戦してみました。脚がいい感じで浮いた途端、風が吹いてボードを揺らしバランスを崩してしまいました。

マットの上でもバランスを取るのが難しいヘッドスタンドは、ボードの上ではさらに大変！でもKelseyは「バランス崩しても海に落ちちゃうだけよ！むしろ硬い床に落ちちゃう普通のヘッドスタンドの方が嫌じゃない？」と励ましてくれました・・・が残念ながらこの後は集中力が切れてしまったので断念しました。でも次回チャレンジしたらもう少し脚が上がりそうな気がしています。

クラス中の写真はインストラクターが防水カメラで撮影して、後でYoga FloatsのFBページにUPしてくれるので自由にそこからダウンロードできます。（写真はクラスの料金に含まれています。）いつも写真を撮り慣れているだけあって、バッチリなタイミングで素敵な写真を撮ってもらえます！

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。