夏の終わりの「市販ゼリー」にちょい足し!ビタミン不足を補えるトッピング6選|管理栄養士が解説
夏の暑さも少しずつ和らぎ始める一方、夏の疲れが出やすいこの時期。暑さで食欲が落ち、そうめんなどの麺類だけで簡単に食事を済ませる日が続いていた方も多いのではないでしょうか。こうした食生活が続くと、ビタミンなどの栄養素が不足しやすくなります。ビタミン不足は、だるさや疲れやすさにつながることもあるため、日頃から意識して摂りたい栄養素。そこで今回は、市販のゼリーにちょい足しするだけで、ビタミンを手軽に補える“神トッピング”をご紹介します。夏の疲れが気になるこの時期にも、手軽に取り入れやすい簡単アイデアです。
夏の疲れが出やすい時期に補いたいビタミンをチェック!
9月に入り、少しずつ秋の気配を感じる一方で、夏の疲れが出てくるこの時期は、毎日の食事からビタミンなどの栄養素を意識して補いたいところです。ここでは、夏の疲れが気になる時期に意識したい4つのビタミンをご紹介します。
ビタミンE 【紫外線から肌を守るために】
ビタミンEは強い抗酸化作用を持ち、紫外線による酸化ストレスから肌を守るほか、血管や血液の健康維持を助ける働きがあります。
不足すると?
- 抗酸化力が低下し、肌の健康維持にも影響する
- 神経や筋肉に影響が出ることがある
- 血中コレステロールが酸化しやすくなり、動脈硬化につながる可能性がある
ビタミンB1 【夏の疲れ・だるさ対策に】
ビタミンB1は、糖質をエネルギーに変えるために欠かせないビタミン。そうめん・うどんなど、炭水化物中心の食事になりやすい夏は不足しやすく、特に意識して摂りたい栄養素です。
不足すると?
- エネルギーが十分に作れず、疲労・だるさ・食欲不振などの症状につながる
- 脳のエネルギー源(ブドウ糖)が不足し、集中力の低下につながる
ビタミンB2 【エネルギー代謝と肌の健康に】
ビタミンB2は、脂質・炭水化物・たんぱく質をエネルギーに変えるほか、新しい細胞の生成を助け、皮膚・髪・爪の健康維持に関わるビタミンです。
不足すると?
- 肌荒れ・口内炎が起こりやすくなる
- 皮膚トラブルが増えやすくなる
ビタミンC 【紫外線や夏の体調管理に】
ビタミンCは、メラニン色素の生成を抑える、コラーゲンの合成を助ける、免疫機能の維持を助けるなどの働きがあります。夏の紫外線対策や肌の健康維持、体調管理のためにも意識して摂りたい栄養素です。
不足すると?
- 血管がもろくなり、出血しやすくなる
- 鉄の吸収が低下し、貧血につながることがある
- 重度の不足が続くと、壊血病 につながることも
市販のゼリーにちょい足し!夏の疲れが気になる時期におすすめの神トッピング
ここからは、いつものゼリーにプラスするだけで、ビタミンを補いやすくなるおすすめのトッピングと組み合わせをご紹介します。
アーモンド(ビタミンE・ビタミンB1補給に)
おすすめの組み合わせ
- アーモンド×コーヒーゼリー × 牛乳
香ばしさが加わり、コーヒーゼリーが一気に深みのあるデザートに。ビタミンEとB1が同時に補給できる、夏の疲れが気になる時期にもおすすめの組み合わせです。
冷凍ミックスベリー(ビタミンE・ビタミンC補給)
おすすめの組み合わせ
- ミックスベリー× 牛乳寒天
- ミックスベリー × フルーツゼリー
凍ったまま載せるとシャリシャリ食感が楽しめて、夏の終わりにもぴったり。抗酸化ビタミンが補えます。
キウイ(ビタミンE・C補給)
おすすめの組み合わせ
- キウイ × フルーツゼリー
- キウイ × 牛乳寒天
ゴールドキウイは、グリーンよりビタミンE・Cが豊富。夏の紫外線を浴びた肌の健康維持にも役立つ、手軽なトッピングです。
photo by photo AC
冷凍マンゴー(ビタミンC補給)
おすすめの組み合わせ
- 冷凍マンゴー × フルーツゼリー
- 冷凍マンゴー × 牛乳寒天
甘みが強く、牛乳寒天のまろやかさと相性抜群。 さっぱり食べたい日は、柑橘系ゼリーと合わせるのもおすすめ。残暑にも楽しみやすい爽やかなデザートになります。
きなこ(ビタミンB1・B2補給)
おすすめの組み合わせ
- きな粉 × コーヒーゼリー
- きな粉×コーヒーゼリー×牛乳
- きな粉×牛乳寒天
- きな粉×抹茶ゼリー
コーヒーゼリーにきなこを加えると、香りがふわっと立ち上がり、満足度の高い和テイストのゼリーに仕上がります。コーヒーゼリー1個(65g)にきなこ小さじ1~2杯が目安。
レーズン(ビタミンB1補給)
おすすめの組み合わせ
- レーズン × フルーツゼリー
- レーズン × 牛乳寒天
噛むことで満足感がアップします。夏の疲れが気になるときの、手軽なちょい足しとしておすすめです。
牛乳(ビタミンB2補給)
おすすめの組み合わせ
- 牛乳×コーヒーゼリー
- 牛乳×紅茶ゼリー
- 牛乳×マンゴーゼリー
牛乳はゼリーと同量~150mlほどがおすすめ。まろやかさが加わり、飲むデザート感覚で楽しめます。
まとめ
暑さが続いた夏は、食欲が落ちたり、食事が偏ったりしやすいもの。9月に入り、夏の疲れが気になり始めたら、毎日の食事を基本に、足りない栄養を補う工夫を取り入れてみましょう。
ゼリーにナッツや果物、乳製品などをちょい足しするだけでも、ビタミンなどの栄養素を補いやすくなります。
3食の食事を基本に、食欲がない日に足りない栄養を補う感覚で、市販のゼリーにひと工夫してみませんか。
食べるタイミングは、血糖値の安定を考えて、朝食後や昼食後など、食後のデザートとして食べるのがおすすめです。無理なく楽しみながら、夏の疲れを残さず、元気に秋を迎えましょう。
<参考文献>
・健康長寿ネット
https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyouso/vitamin-c.html
https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyouso/vitamin-e.html
https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyouso/vitamin-b1.html
https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyouso/vitamin-b2.html
・食品成分データベース
https://fooddb.mext.go.jp/result/result_top.pl?USER_ID=13702
・日本人の食事摂取基準(2025年版)
https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/001316585.pdf
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