ハワイで大人気!6万点もの作品を手掛けたアートヨギ・Miro氏にインタビュー

 ハワイで大人気!6万点もの作品を手掛けたアートヨギ・Miro氏にインタビュー
Mirori Imai
寺岡早織
寺岡早織
2019-03-30
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アーティストとして歩むようになったきっかけは?

Miroさんは福岡生まれの福岡育ち。父方のご実家はお寺で、お経や法話が自然と耳に入る環境。周囲には書家の方がたくさんいたそうです。母方の家系はエンターテイナーが多く、親戚には舞台俳優、声優、ジャズシンガーなども。自然とアーティスティックな感性と精神性が培われたそうです。そんなご両親の影響を受け、Miroさん自身も幼い頃から「表現者になりたい」という思いを持っていました。

卒業後に上京して、お芝居やダンスなどの舞台に立ちながら本当に自分のしたいことができる道を探していた時、なぜかふと散歩中に「そうだ、絵を描こう!」と直感で思い立ちました。実はそれまでは絵を描いたこともなく、身近にある絵といえばお寺にあるような水墨画。小さい頃から身近にありすぎたことから、水墨画は描きたくなかったそう。そこで、指や手を使って感覚的に描くことができるパステルを使うことにします。これは学生時代の友人が教えてくれた画材で、「これならどんどんイメージが湧いてくる!」と思えたそうです。

このことをきっかけに、以前から漠然と考えていた「関わった人が前向きになれる、その人の人生に光をともせるような活動がしたい」という思いに対し、「絵を描くことでそれを実現したい」と決意。次の日にはお芝居も全てやめて、画材を買って表参道の路上で絵を描くことを始めました。色使いの美しさからあっという間に話題になり、テレビや雑誌の取材やイベントの依頼も来るように。そして20〜30代は絵の仕事で全国を飛び回る生活となったそうです。

Miro
Miroさんが壁画を手がけたヨガスタジオMaulea。恵比寿にあります

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Miro
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