うっかりしがち。目こそ紫外線対策を!目の健康のために正しく対策すべき理由
梅雨が明けると、ますます気になる紫外線。対策として一番多いのが、顔や体などに日焼け止めを塗ることではないでしょうか。ただ、対策しなければいけないのに日焼け止めを塗ることができないのが、目です。サングラスをかけているから大丈夫と思っていても、そのサングラスの選び方が間違っていたら、対策できているとはいえない可能性もあります。サングラスの国民標準装備を目指すプロジェクトを展開している「眼鏡市場」の発表会で、目の紫外線対策についてうかがいました。
日常に支障をきたすこともある紫外線による目のダメージ
「眼鏡市場」では、見落とされがちな目の日焼けリスクに着目し、屋外で頑張るすべての人の目を守るプロジェクトを実施しています。眼鏡市場の調査によると、紫外線対策を行っている人は70.7%に対して、サングラスをかけているひとは26.1%と、目の紫外線対策は十分浸透していないことが明らかになりました。肌と違って自分で確認することがむずかしいからかもしれませんが、目がいつもより「しょぼしょぼする」「ゴロゴロする」「ちょっと見えにくくなる」「赤く充血する」「目の奥が痛くなる」などの症状があると、紫外線によるダメージの可能性があるとのこと。発表会に登壇したさいたま市伊藤医院眼科医の有田玲子先生によると、今までは、視力の低下で来院する患者さんが多かったのが、現在では日常に支障をきたすレベルの眩しさを訴える患者さんが増加しているそうです。しかも早期化していることから、若年層から目の紫外線対策をすることが必須といいます。紫外線が人の目に与える影響として、白内障や白目(結膜)の組織が黒目(角膜)の中央に向かって侵入する翼状片があります。肌よりも紫外線対策が必須と言えるかもしれません。
筆者も日差しが眩しいときはサングラスを着用していますが、そうでない日はUVカット機能クラス1のコンタクトレンズを装着しているため、紫外線対策ができていると思い込んでいたのですが、
「コンタクトレンズで覆われている部分は紫外線対策ができていますが、白目の部分は対策できていないですよね。UVカットのコンタクトレンズの上からサングラスをかけ、サングラスの隙間から届く紫外線には帽子や日傘で対策するのがおすすめです」(有田先生)
そう言われて自身を振り返ってみたのですが、確かに、目がゴロゴロする日はありました。けれどそれはコンタクトレンズを使用しているからかと思っていましたが、もしかしたら日焼けした状態だったのかもしれません。ちなみに、コンタクトレンズの中にはUVカット効果がないものもあるとのこと。
また、サングラスはレンズの色ではなく、UVカット率で選ぶのが正解。メガネ兼UVカットを選ぶ人も増え、デイリーに着用しやすい色味の相談もあるそうです。近年、1万円前後で高機能で日常遣いしやすいモデルが増加したことから、必須アイテムともいるサングラスを、医師の立場から患者さんへ勧めやすくなったとも話していました。
「一億総サングラス計画」の取り組み
「眼鏡市場」では、サングラスが国民標準装備を目指すプロジェクトを行っています。子どもの方が水晶体がクリアなことからダメージを受けやすいため、目を守る活動としてアイケア教室を開催したり、18歳以下の方限定の「パーフェクトUVブロックレンズ」オプション半額キャンペーンを実施しています。中でもうれしいのが、度付きサングラスレンズが価格そのままでバージョンアップしたこと。UVカット率は変わらずですが、レンズの裏面のUVカットと耐熱コートがプラスされました。有田先生も話していたように、サングラスの隙間から紫外線は入ってきます。レンズの裏側も、紫外線カットできるほうが、より安心です。さらに、耐熱コートにより高温でのレンズの歪みを抑制します。
発表会の会場では、紫外線を照射した場合、どれくらいカットできるかを目視できるマネキンも展示されていました。これを見ると、一目瞭然ですね。眼鏡市場では第三者機関で眼鏡用レンズの実証実験を行い、メガネとしては珍しいSPF50+、PA++++相当の紫外線カット効果が確認されています。日焼け止めとして、最高レベルですね。
肌と同じように日焼けする目の紫外線対策に必須のサングラス。レンズの色ではなく、UVカット率をしっかり確認して選びたいですね。ダメージを受けた目は、元には戻らないため、日焼け止めを塗るように、UVカットサングラスも忘れずに出かけましょう。
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