夏の「そうめん」にのせるだけ。不足しがちなたんぱく質を補える食材4選|管理栄養士が解説
暑い日に食べたくなるそうめん。のどごしがよく、手軽に作れるのが魅力ですが、「そうめんだけ」で済ませてしまうと、糖質中心の食事になりやすく、栄養バランスが偏ってしまいます。今回はそうめんに「足すだけ」で手軽にたんぱく質を補えるおすすめ食材をご紹介します。
そうめんにちょい足しするおすすめ食材
そうめんだけの食事では糖質中心となり、たんぱく質やビタミン・ミネラルが不足しやすくなります。
たんぱく質は、筋肉や臓器、皮膚、髪など体をつくる材料になるだけでなく、ホルモンや酵素、免疫細胞の材料にもなる重要な栄養素。食後の満足感を高めたり、筋肉量の維持にも役立ったりするため、健康づくりには毎食しっかり摂ることが大切です。
おすすめはこちらの4つ。
① ツナ缶
ツナ缶は手軽に使えるうえ、たんぱく質を効率よく補える便利な食材です。水煮やノンオイルタイプを選ぶと脂質を抑えながら取り入れられます。
きゅうりやトマト、大葉など夏野菜と合わせれば、ビタミンや食物繊維も補うことができ、彩りも豊かになります。
② 鶏ささみ
鶏ささみは、高たんぱく・低脂質の代表的な食材です。電子レンジで加熱してほぐしておけば、そうめんにのせるだけで簡単にボリュームアップできます。
梅肉やポン酢などの酸味のある味付けは、暑さで食欲が落ちやすい時期にも食べやすくておすすめです。
③ 卵
卵は「完全栄養食」と呼ばれることもあるほど、良質なたんぱく質に加え、ビタミンやミネラルを幅広く含む栄養価の高い食品です。
温泉卵やゆで卵、錦糸卵など、お好みの形で取り入れるだけで、そうめんの栄養価がぐっと高まります。
④ 豚肉
豚しゃぶをのせると、食べ応えがアップするだけでなく、たんぱく質もしっかり補えます。さらに豚肉には、糖質をエネルギーに変える働きを助けるビタミンB1が豊富です。
そうめんの主成分である糖質を効率よくエネルギーとして利用するためにも、相性の良い組み合わせと言えます。夏の疲れ対策としても積極的に取り入れたい食材です。
たんぱく質をプラスして夏を乗り切る栄養バランスのよい一皿に
そうめんは手軽で便利な一方、単品では栄養価が偏りやすい食材です。今回ご紹介した食材を一品加えるだけでも、たんぱく質が補われ、栄養バランスが整いやすくなります。さらに、オクラやトマト、キュウリなどの夏野菜を添えれば、ビタミンやミネラル、食物繊維も補うことができます。
暑い夏を元気に過ごすためには、「そうめんだけ」で済まさず、主食・主菜・副菜を意識した食事が大切です。
ぜひ、手軽なたんぱく質をプラスして、栄養バランスも良く、活力もアップするようなそうめんを楽しんでみてください。
ライター/浅野いずみ
行政管理栄養士として保育園や老人ホーム等の施設衛生・栄養管理の指導に従事。その後フリーランスとして特定保健指導やダイエットプランナーとして個人の栄養や健康をサポートしている。食材の持つ力や組み合わせ、効果的な調理法についてのテーマを中心に、食べることが楽しくなるような執筆を心掛けている。
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