そうめんだけじゃ危険?夏バテを予防"麺+食材"の最強組み合わせ3選|管理栄養士が解説

そうめんだけじゃ危険?夏バテを予防"麺+食材"の最強組み合わせ3選|管理栄養士が解説
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亘美玲
亘美玲
2025-08-04

暑い夏!そうめんは食べやすくてさっぱりしていますが、そうめんだけを食べ続けると栄養バランスが偏り、夏バテの原因になることがあります。そこで、夏バテを防ぐためには、そうめんにたんぱく質やビタミン、ミネラルなどの栄養をプラスすることが重要です。今回は、栄養バランスに優れた「そうめん+食材」の最強組み合わせ3選を紹介します。

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【そうめん+食材】最強組み合わせ3選

1.豚しゃぶ+梅だれのそうめん

豚肉はビタミンB1を豊富に含み、疲労回復に効果的です。夏バテ予防に最適なたんぱく質源として、ぜひ取り入れたい食材です。豚しゃぶに梅だれを合わせることで、酸味が食欲を刺激し、疲労感をやわらげます。また、梅だれの元となる梅干しに含まれるクエン酸はスタミナアップにも役立ちます。冷たいそうめんと一緒にいただくと、さっぱりとした味わいが楽しめます。

2.トマト+オクラのそうめん

トマトに含まれる赤い色素成分リコピンは、抗酸化作用を持ち、紫外線や夏の疲れから体を守る効果が期待できます。一方、オクラにはビタミンや食物繊維が豊富に含まれ、整腸作用が期待できるほか、ネバネバ成分には胃腸を保護し、粘膜を健康に保つ働きがあります。これら夏野菜の代表格をそうめんに組み合わせることで、のどごしの良い一品に仕上がり、夏バテ時でも食べやすいです。さらに、栄養価が高く、健康的なメニューとしても魅力的です。

そうめん
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3.牛肉+にんにく+トマトのスタミナそうめん

牛肉は良質なたんぱく質を含み、筋肉の維持や修復をサポートするほか、鉄分による貧血予防や体力向上にも役立ちます。にんにくに含まれるアリシンは、抗菌作用を持ち、免疫力の向上を助けるとともに血流を促進するため、食欲増進効果も期待できます。一方、トマトはビタミンCやビタミンA、さらには抗酸化作用のあるリコピンを含み、疲労回復や肌の健康維持に貢献します。これらの食材を組み合わせることで、夏の疲れに負けない体づくりに効果的な一品に仕上がります。しょうゆと酢を効かせた味付けを加えれば、さっぱりとした美味しさで、栄養価も高いヘルシーメニューとして楽しめます。

【まとめ】

いかがでしたか?これらの組み合わせは、そうめんだけでは不足しがちなたんぱく質やビタミン類を補い、夏バテの予防に効果的です。食欲が落ちる夏でも食べやすいので、ぜひ実践してみてください。

そうめんだけを単品で食べ続けるのは栄養不足につながるリスクがあるため、身体が喜ぶこれらの食材をプラスしてバランスの良い献立にしてみてくださいね。

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