【スマホを凝視すると体が硬くなる】脳を戦闘モードから解放!ピントをゆるめるだけ「前屈」が深まる練習法
パソコンやスマホ画面を凝視している時間、多くないですか? このような状態は、無意識に体を緊張させ、固くしてしまっています。今回は目の使い方を変えるだけで、体がほぐれ柔軟性が高まることを実証します。みなさんもぜひトライしてみてください!
なぜ「スマホの凝視」で体が固くなるのか?
スマホやPCの画面をじっと見つめるとき、目は「中心視野(フォーカス視)」を使っています。 野生の動物でいえば、目の前に敵が現れたり、獲物を狙ったりしている緊迫した状態です。脳はこれを「ピンチ(臨戦態勢)」と捉え、交感神経が優位になっています。
脳の指令で背中が固くなる
交感神経が優位になると、脳は「いつ敵に襲われてもいいように、体を固めて防御しろ」という命令を全身に下します。 特に、人間の背面(首、背中、もも裏、ふくらはぎ)をつないでいる巨大な筋肉のラインは、生命を維持するための「防衛ブレーキ」として真っ先に固くなります。 つまり、スマホを見ているだけで、脳が勝手に筋肉に「柔軟性を止めるロック」をかけてしまうのです。
視野を広げて体の緊張を解放
反対に、ピントを1点に合わせず、視野をぐっと広げて空間全体をぼんやりと捉えるのが「周辺視野(パノラマ視)」と言われるものです。この視野に切り替えると、脳は一転して「周りに敵はいない、安全な空間だ」と判断し、脳幹への刺激が変わり、一瞬で副交感神経が優位になります。
「周辺視野」は体にもいい影響をもたらします。脳が「もう緊張して身を守る必要はない」と判断するため、全身、特に背面の筋肉にかけられていたロック(筋緊張の命令)が解除。脳がかけていた「これ以上伸ばすな」という神経的なブレーキが外れたため、体がふわっと軽くなるのです。
日常生活から体を柔らかくする習慣を
スマホやパソコンを凝視する生活を続けると、スイッチが入りっぱなしになり、背中を中心に体が固まってしまいます。空を見上げたり、散歩をして目線を変えるなど、意識的に目の動きを変えましょう。ちなみに、読書はスマホ作業とは情報処理の種類が違うため、影響は少ないと言われています。それでも長時間の視線の固定は疲労につながるのでで、気分転換をしながら読むことをお勧めします!
【実証】周辺視野になると前屈が深まる
今回ご紹介するワークの効果は一時的なものですが、体の力みがとれて、柔らかくなったのを感じることができるでうしょう。
①ビフォーの確認
パソコンやスマホ作業を続けた後や、1分ほど画面の文字やSNSなどを凝視した後、軽く前屈をします。できればその様子を撮影しておきます。
②周辺視野でゆるめる
まっすぐ前を向き、顔は正面をキープ。目線は目の前の空間をぼんやり見つめます。「視界の端までぼんやり見えている」「部屋の空間全体をワイドレンズで捉えている」ような意識のまま、深呼吸を3回~5回行います。
③アフターの確認
「周辺視野」の感覚のまま、スルスルと滑るように前屈をしてみましょう。深まりを感じられるかもしれません。
動画はこちら
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く







