過去や未来に囚われていませんか?「不安」や「恐れ」と上手に付き合うために

 過去や未来に囚われていませんか?「不安」や「恐れ」と上手に付き合うために
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須藤玲子
須藤玲子
2019-03-11

一歩一歩春が近づき、新たな生活が始まることを楽しみにしている人もいるのではないでしょうか?そして、一方では、まだ見ぬ環境に不安になることもあるかもしれません。そんな時に役立つヨガの教えがあります。ヨガは身体の機能を高めるためだけでなく、ポーズを通して気付くことを大切にしています。それはワクワクするようなポジティブな気付きだけではありません。初めてのポーズで沸き起こる不安や、恐いと思うようなネガティブな気付きも大切にします。誰にでもあるネガティブな感情「恐れ」に目を向けて上手に付き合う方法を考えてみましょう。

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どうして恐れを感じるの?

恐れとは、自然にふと浮かぶネガティブな感情のこと。目に見える物理的なことが対象の場合もあれば、形がなく、心理的なこともあります。現代社会で生きる私たちは常にいろいろな情報の中にいます。プラスの情報もあればそうでないものもあります。マイナスな情報を目にすれば、「もし○○になったらどうしよう」と、まだ起きていないことに恐れを抱くことも。そして、未来に不安を感じると同時に、過去に経験した苦い思いを呼び戻し、負の連鎖が始まってしまう可能性もあるのです。

自分でマイナスな情報を作り出し「また失敗したら恥ずかしい」「また彼にふられるのでは?」「また仕事を失ったらどうしよう」などネガティブ思考が付きまとうことに…。ショッキングな記憶にとらわれ過ぎず、マイナスな情報にばかり反応してしまわないようにしましょう。

恐れが引き寄せるもの

「これ以上不安になりたくない」という恐れの気持ちが強くなるとどうなるのでしょうか? ピンチをチャンスに、逆転の発想で切り抜けることができる人ももちろんいますが、不安を払拭するためにがんばりすぎたり、本当の気持ちに気づかないふりをして無理に関係を続けようとしたり、必要以上に仕事を詰め込んだり…。自分を追い込んで、自らネガティブな結果を引き寄せてしまうことだってあるのです。

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