今を楽しんでる?昔のことばかり思いだすあなたへ
昔のことを思い返して懐かしい気持ちになり、そのころに戻りたい…そんなふうに、いつまでも過去に思いを馳せていませんか?今を楽しむために私たちができることは何でしょうか?
時間を超えて飛び回る思考
過去に起きた自分の中での誇らしい出来事や、懐かしい人との思い出など私たちにはたくさんの過去の思い出があります。ですが、それを思い出すことで今この瞬間から私たちは消え去ってしまっていることに気づく必要があります。過去に思考を巡らせている時、私たちは今この瞬間にいません。体はそこにありますが、思考は別のところに行ってしまうのです。私たちにはしばしばそのようなことが起こります。それは過去に限らず、未来かもしれません。仕事の後の予定を心配したり、これからの計画について考えている時も同じく、私たちはそこにはいない状態なのです。
過去や未来に私たちの心を連れまわす
過去や未来に生きている時、私たちにはどのようなことが起きているでしょうか?過去の思い出に浸り楽しんだり(または怒りを繰り返したり)、未来のことを思い描きああでもないこうでもないと気をもんでみたり、なんとも忙しくその瞬間を過ごしています。果たしてその瞬間に、その思い出やこれからの期待に対してできることはなんでしょうか?おそらくそんなに多くないでしょう。今するべきことに対して過去や未来を引っ張り出すのは役に立つかもしれませんが、今できること以上に思考を巡らせていくのは心を疲弊させてしまいます。過去を楽しんだり後悔したり、未来を案じることで一喜一憂し、私たちの心は忙しく動き回ります。そのことが今この瞬間の私にできることを見えなくしてしまうことだってあるのです。
今この瞬間を生きよう
私たちに唯一できることは今を生きること。過去を変えることはできません。未来に対しても今の行いが直結していること忘れるべきではありません。空想ばかりしていて実際の行いにつながらなければその未来はやってこないでしょう。私たちにできることは今この瞬間をしっかりと生きることだけなのです。過去や未来ばかりを考え今がおろそかになってしまうなんて、とてももったいないことです。
今に満足していないと過去や未来にひっぱられてしまうことが多々あります。なぜ満足できていないのか、満足するためにどうすればいいのか、しっかりと今の自分に向き合ってみましょう。自分を深く掘り下げて、自分の心に聞いてみるのです。少しずつ何が自分に必要なのかがわかってくるでしょう。そうやって今できることをコツコツとやっていくことが、私たちにできることなのです。
自分を深く掘り下げることや、今この瞬間に意識を向けることはヨガで効果的に練習できます。レッスンや瞑想を通して自分を知ることでよりよい毎日につなげていきませんか?
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