まだ見ぬ未来に振り回されてない?やりたいことを見つけるための5つのアドバイス

 まだ見ぬ未来に振り回されてない?やりたいことを見つけるための5つのアドバイス
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伊藤香奈
伊藤香奈
2018-04-25

恋愛や結婚、ヨガにダイエットにと、毎日やることがたくさんある。だから「仕事は適当にお給料がもらえればいいの」そんなふうに思っていても、心のどこかで「本当にやりたいことって何だろう?」というモヤモヤを抱えていませんか?夢もない、これといって人に自慢できる特技もない…。仕事をガツガツとやりたいとは思っていないけど、どこか充実感を得たいと思っているのが本音なのではないでしょうか?

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やりたいことを見つける必要って、あるの?

そもそも、「夢を持て!」「やりたいことって何?」という質問自体が、重たい~と感じる人も多いかもしれません。もちろん、やりたいことがなくっても大丈夫。ただ、あなたの中にちょっとでもモヤモヤがあるなら、ちゃんとそれに向き合ってほしい。

1年=365日のうち、一般企業に働く人であれば、245日(年間休日120日で計算)、つまり1年のうち67%は、仕事に通っていることになります。約7割! 働き盛りの20代、30代、40代であれば、その割合は8割に近いかもしれません。

それなのに、仕事=やりたいことではない、または仕事の中にやりたいことが見つからないって、今の生活時間のうち、8割はやりたくないことに侵されているということに。

今のまま、毎日を積み重ねてもいいの? もう一度、自分に聞いてみる時間を設けてみませんか。

やりたいことが見つからない理由って?

「何かモヤモヤしている…」「でも何がやりたい!というほどの熱量もない」と感じているのは、じつはあなただけではありません。特に女性は、ライフステージによって働き方を変えることが多く、「いくら頑張っても、結婚したらダメになるかも」「子育てに専念するなら、今の仕事は続けられない」等、未来への不安を抱えながら、今の仕事に取り組んでいるのも確か。そんな不確定な未来のために頑張るのが「無駄」になるかもしれないし、今考えても未来は「わからない」、と思うのも当然かもしれません。

つまり、色々と悩んでいると思いながらも、実際は、やりたいことを見つけることや、未来についてじっくり考えることに真正面から向き合っていないだけなんです。

とことん向き合うから見えてくる

まずは腹をくくって、「まずは、やりたいことが何か?とことん向き合ってみる!」と覚悟してみるのはいかがでしょうか? 向き合う時に気を付けたい5つのポイントをご紹介します。

1.未来ではなく「今」

結婚、出産、転勤や急な家族の介護等、「いつか起こるかもしれない」と思いつつも、予測できないことってたくさんありますよね。

やりたいことを見つけるのには、まずやりたいことは「未来の不確定要素」について考えないこと。目の前の今(直近3か月~6か月と考えてもOK)やりたいことは何?と、時間を短く区切って考えると、少し見えやすくなるかもしれません。

2.まわりではなく「自分」

彼のことや家族のことを考えると…と、思いやりがあるのは、あなたのとってもいいところ。でも、周りの気持ちを考えすぎているから、あなたの本当の声が聞こえづらくなっているのかも。いったん周りへの配慮は横に置いて、今、自分が1人で生きていくとしたら、何がしたい?と、自分と1対1でトコトン対話してみて。

3.刷り込みに気づこう

「劇団員からいつか芸能人デビューする」「バンドとして売れる!」等、夢を追うことは「難しい」という思い込みや、「お金にならない」といった一般的な考え方は、気づかぬうちに自分の思考にも刷り込まれているものです。あなたが本当にやりたいことと向き合おうとしたときに、それらの思考のクセが邪魔をしてしまうかもしれません。

お金への不安、将来への不安、そのほかにも社会的体裁やまわりの人からの見られ方等。確かに考えなければなりませんが、それはやりたいことを見つけた後に考えればいいこと。まずは、「条件」や「難易度」は無視して、とにかく自由にやりたいことだけを純粋に考えてみましょう!

4.あえて人に聞かない

「友達の意見も参考にしたい」と思っても、とことん向き合う時期は、いったん相談はやめてみて。不安な時期や自信がない時こそ、他人の意見に流されやすいもの。だからこそあえて「ここは自分と向き合うんだ!」と覚悟を決めて取り組んでみましょう。とことん自分と向き合って答えが出せると、自己信頼も高まり、その後の行動力にもよい影響を与えることでしょう。

5.全部の可能性を100%にする

自由に考えていいんだ!と思っても、どうしても「それは難しいかも」という思考を止めるのは難しいもの。それであれば「神様が『あなたのやりたいことを何でも叶えてあげる!』と言ったら、何をやりたいと答える?」と自分に質問してみて。一気に固定概念の枠を外せるかもしれません。

ただ、ここでも気を付けたいのが“世間の刷り込み”。

なんでも叶うなら「一生仕事をしないでハワイで暮らしたい~」とでも言いそうですが、あなたは本当にハワイで一生暮らしたいですか?「仕事をしないでビーチタウンで過ごす=幸せ」といった一般的な考えから、そう思い込んでいるのではありませんか? よくよく自分の心に聞いてみたら、本当にそう思っている人は多くはないはず。

ヨガと同じように、思考にもクセがある。クセの枠を外して、自分の心に向き合って

やりたいことが見つからない大きな理由の1つは、あなたの思考のクセかもしれません。ヨガの練習でも、体にしみついた左右差がなかなか取れないのと同じく、体と心に刷り込まれたクセは、意識して取っていかないと、ついつい出てしまうもの。まずは「思考のクセがあるんだな」ということに気づき、5つのステップを使って、クセの枠を外してみましょう。将来的にやりたいこと!という大きなものは見つからなくても、今日やりたいこと、明日やりたいこと、と、目の前の小さな1日を充実させることができるかもしれません。

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