嫌われることが怖くて自分が出せない|心に効く“ヨガ哲学の処方箋”

 嫌われることが怖くて自分が出せない|心に効く“ヨガ哲学の処方箋”
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谷戸 康洋
谷戸 康洋
2019-03-11
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あなたの「本心」を大切にしてみませんか

自分の本心を悪気なく、注意深く、思いやりを持って話していたとしても、合わない人・不快に思う人はいるはずです。しかし、それでも好意をよせて集まってくる人はいます。本心でいられて、集まってくれる人たちは本当にあなたのことが好きですし、自分もとてもリラックスしていられます。嫌われるのが怖くて、なんでも断らず、否定もしなければ、表面上のいい人になってしまいます。その場では、嫌だなと思っても、自分の気持ちを出さずに、断ることもしなければ、影で不満を言う人になってしまうかもしれません。ヨーガの教えの中に「サッテャ(真実を語る)」という教えがあります。自分の気持ちを隠し、嘘をつくと、必ず後で後悔があらわれます。

「サッテャ」は真実を語ることですが、そこには思いやりをもって話すことが大事です。思いやりがなければ、真実でも話すべきではないと言われます。思いやりを持って、真実を話しても、捉える人によっては、傷つくこともありますが、そこは捉える側の人次第です。後悔がないよう、本心で、自分に正直で、居心地の良い仲間と、楽しい時間を過ごしましょう。

教えてくれたのは…谷戸康洋先生
器械体操でインターハイ、国体に出場した経験を持つ。2006年、whitebirch yoga groupを設立し、2012年に自身のスタジオ「fika」を山梨県にオープン。全国のイベントやワークショップでも指導を行う。ヨガジャーナル日本版連載「漫画で読むヨガ哲学」を監修。

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