サラダチキンに、ただ混ぜるだけ!ヘトヘトな夜の「疲労回復タンパク質レシピ」|管理栄養士が解説

サラダチキンに、ただ混ぜるだけ!ヘトヘトな夜の「疲労回復タンパク質レシピ」|管理栄養士が解説

仕事や家事でヘトヘトな夜、料理する気力がない…。そんなときは、コンビニのサラダチキンに「あるフルーツ」を混ぜるだけで、疲労回復に効く一品が完成します。その意外な食材とは「キウイ」。なぜこの組み合わせが疲れた体に効くのか、栄養学の観点から解説します。

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なぜ「サラダチキン×キウイ」?

「お肉にフルーツ?」と意外に思うかもしれませんが、この組み合わせには極めて理にかなった科学的な理由があります。キウイに含まれる「アクチニジン」という酵素が、サラダチキンのたんぱく質を分解し、消化吸収を助けてくれるのです。胃腸への負担を抑えながらスムーズにアミノ酸を補給できるため、 疲れて胃腸の働きが弱っている夜でも、効率よく栄養を取り込めます。

キウイ
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キウイの疲労回復パワー

キウイは疲労回復成分の宝庫です。有機酸(クエン酸やリンゴ酸)が疲労物質の代謝を促し、抗酸化作用を持つビタミンCが、ストレスで消耗した体を内側からケアします。キウイ1個に含まれるビタミンCはレモン約4個分に相当。 さらに、カリウムが筋肉疲労の回復を助け、食物繊維が腸内環境を整えてくれます。

サラダチキンの「夜たんぱく質」効果

サラダチキン1個で約20〜25gのたんぱく質が摂れます。たんぱく質は寝ている間の筋肉修復や疲労回復に欠かせない栄養素。夜に適量を摂ることで、翌朝の体の軽さが変わります。低脂質・低カロリーなので、夜遅い食事でも罪悪感なく食べられるのも嬉しいポイントです。

作り方は切って混ぜるだけ

サラダチキン1個を一口大にほぐして、キウイ1個を角切りにして混ぜるだけ。お好みでオリーブオイル小さじ1と黒こしょうを加えると、デリ風のおしゃれな一品に。レモン汁を少々かけても爽やかです。調理時間はわずか3分。洗い物もほとんどありません。

キウイとチキン
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夜に食べても安心のヘルシーさ

この組み合わせのカロリーは約150〜180kcal。たんぱく質は約22g摂れるのに、脂質はわずか2〜3g程度です。塩分もサラダチキン分の約1〜1.5gのみ。キウイのカリウムがむくみ対策にもなるため、夜遅い食事でも翌朝すっきり目覚められます。

まとめ

ヘトヘトな夜には「サラダチキン×キウイ」がおすすめ。キウイの酵素がたんぱく質の消化を助け、ビタミンCとクエン酸が疲労回復をサポートします。切って混ぜるだけの簡単調理で、低カロリー・高たんぱく。疲れた日こそフルーツの力を借りて、身体を労わりましょう。

参考文献
文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」
厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」
厚生労働省 e-ヘルスネット「たんぱく質」

記事監修/亘美玲
管理栄養士。病院栄養士として七年間勤務後、食品会社にて約十五年間、メディカルサプリメントや機能性表示食品の商品開発責任者を務める。自身の妊娠・出産、離乳食作りの経験をきっかけに母子栄養の研究を重ね、現在は産前産後ママの栄養サポート、栄養相談、料理教室、レシピ提案、執筆、栄養学講座など幅広く活動している。

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キウイとチキン