朝の味噌汁にひとつまみ入れるだけ!カルシウム不足を防ぐ食材4選|管理栄養士が解説
毎日の食事で、カルシウムを意識してとれていますか。牛乳やヨーグルトを毎日欠かさず続けるのが難しい日もありますが、いつもの食事に小さな工夫を加えることで、無理なく補いやすくなります。そこで取り入れやすいのが、味噌汁にひとつまみ足す方法。味噌汁は朝食にも夕食にもなじみやすく、日々の食卓に定着しやすい一品。だからこそ、具材や仕上げを少し工夫するだけで、カルシウムを積み上げやすくなります。 今回は、味噌汁そのものに含まれるカルシウム量も踏まえながら、毎日続けやすい食材選びと組み合わせ方を、管理栄養士の視点から解説します。
カルシウムは骨だけでなく、身体の働きを支える栄養素
カルシウムは体内に最も多く存在するミネラルで、その多くは骨や歯に含まれています。一方で一部は血液や筋肉、神経にも存在し、血液凝固、筋肉の収縮、神経の働きに関わる重要な栄養素。不足が続くと、体は血液中の濃度を保つために骨からカルシウムを補います。そのため、毎日の食事で少しずつ積み上げていくことが大切です。
カルシウムの推奨量は、
成人男性:750mg/日(18〜29歳男性は800mg/日)
成人女性:650mg/日 が目安とされています。
味噌汁そのものでもカルシウムはとれる
味噌汁はトッピングを加えなくても、味噌そのものからカルシウムをとることができます。一般的に味噌汁1杯は、味噌18g(大さじ1)を使用することが多く、1杯あたり約9-10mgが目安です。
量としては多くありませんが、毎日飲む習慣がある方にとっては、ここに少しプラスすることで積み上げやすくなります。
味噌汁に「ひとつまみ」足したいおすすめ食材4選
ここでの“ひとつまみ”は、約1〜2gを目安にします。毎日続けやすく、味噌汁の風味になじみやすい食材を選ぶことがポイントです。
煮干しだし粉末
煮干しだし粉末は、100gあたり2,200mgのカルシウムを含みます。ひとつまみ2gで約44mgの補給が目安です。
味噌汁のだしの風味とも自然になじみやすく、少量でも効率よくカルシウムを補いやすいのが特徴です。
粉チーズ
パルメザンチーズは100gあたり1,300mgのカルシウムを含みます。2gで約26mgの補給が見込め、味噌汁に少量加えることでコクも出しやすいのが特徴です。
すりごま
いりごまは100gあたり1,200mgのカルシウムを含みます。2gで約24mgが目安です。香ばしさが加わるため、和食としてのなじみやすさがあるのも特徴です。
さくらえび(素干し)
さくらえび(素干し)は100gあたり2,000mgのカルシウムを含みます。2gで約40mgの補給が目安です。少量でも効率よく補いやすく、うま味もプラスされるため、シンプルな味噌汁にもよく合うのが特徴です。
まとめ
カルシウム対策で大切なのは、特別な食品を一度にたくさんとることではなく、毎日の食事で無理なく積み上げることです。味噌汁に煮干しだし粉末や粉チーズ、すりごま、さくらえびを少し足すことで、より補いやすくなります。
毎日の一杯を少し整えて続けてみませんか。
参考文献
厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」
厚生労働省 e-ヘルスネット「カルシウム」
文部科学省「食品成分データベース」
文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」
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