入学式や仕事で「椅子に座るのがツラい」人へ→お尻の横をほぐして即リセット!保存版・解消ワーク

入学式や仕事で「椅子に座るのがツラい」人へ→お尻の横をほぐして即リセット!保存版・解消ワーク
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デスクワーク以外にも、この時期は入学式や入社式など、椅子に長時間座る時間が増えてきます。でも中には、座ったままじっとしていると、すぐに股関節や腰がツラくなるという人がいます。それ、ある部分をほぐすだけで、簡単に改善することができるんです。

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椅子に長く座れない理由

椅子に座ってじっとしているのは誰しもがツラいですが、中には、座って数分も経たないのに足腰がツラくなるという人がいます。もしかすると「お尻の横にある筋肉の柔軟性が低下している」ことが原因かもしれません。

お尻の横にある「大腿筋膜張筋」

お尻の横には大腿筋膜張筋という筋肉があります。この筋肉は骨盤の前側(腸骨の外側)から始まって、太ももの外側を通り、腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)へとつながっています。

大腿筋膜張筋
イラストAC × PhotoScape X

大腿筋膜張筋は、骨盤や股関節の動きに関与しています。立つ・歩く・走るといった動作を行う際、大腿筋膜張筋が骨盤や股関節の位置を安定させています。その結果、私たちは難なく日常生活動作をこなすことができるのです。大腿筋膜張筋は体のバランスを整えてくれる、日常動作には欠かせない筋肉だといえるでしょう。

座りっぱなしがツラいのは大腿筋膜張筋が硬くなっているから

大腿筋膜張筋の柔軟性が低下すると、周辺の筋肉にも良くない影響を及ぼします。そして柔軟性が低下する原因こそが、座りっぱなしで居続けることなのです。

椅子に座っている時、私たちの股関節は曲がっています。この時に大腿筋膜張筋は縮んだまま。そのまま長時間座っていると筋肉が固まってしまいます。もし、座っている時に以下のような症状を感じる人は、大腿筋膜張筋の柔軟性が低下しているかもしれません。

・股関節につまり感など違和感がある

座っている時に、脚の付け根部分に何かが挟まっているような感じや、圧迫されるような感覚がある。

・太ももの外側に重さを感じる

大腿筋膜張筋は腸脛靭帯といわれる太ももの外側の組織につながっています。そのため、固くなると外ももの突っ張りが強くなったり、重くなったように感じることがあります。

・腰痛がひどくなる

大腿筋膜張筋は骨盤の動きにも関係しており、固くなると骨盤を前に引っ張り、骨盤の前傾姿勢をとってしまいます。反り腰の状態を誘発するため、座っているだけで腰がツラくなってきます。

大腿筋膜張筋をほぐすことが大事

長時間座ったままでいることが大腿筋膜張筋の緊張につながるので、椅子に座る際は、30分~1時間に一度、椅子から立ち上がりましょう。その際、背伸びをしたり、大腿筋膜張筋をほぐす・伸ばすストレッチを取り入れてみてください。

テニスボールを使った大腿筋膜張筋ほぐし

固くなりがちな大腿筋膜張筋を、テニスボールを使ってほぐすストレッチをご紹介します。毎日でなくてOK。座っている時にや立ち上がった時に、お尻の横の張りやコリを感じたら行ってみましょう。

ほぐしの流れ

(1) 床に横座りになり、上前腸骨棘と大転子の位置を探す。上前腸骨棘は「腰骨」とも呼ばれる場所。大転子は、立って「気をつけ」の姿勢をとった時、手首の位置にあたる大腿骨(太ももの骨)の外側の出っ張り部分です。

(2) 上前腸骨棘と大転子を結んだ線の真ん中あたりにテニスボールをあてて、息を吐きながら押す。

テニスボールほぐし
Photo by Sayaka Utsunomiya

実践時の注意

・呼吸を止めないように、自然な呼吸を続けながらほぐしましょう。

・痛いところまでは頑張らず、気持ち良いところでほぐしてください。

ほぐしの流れは以下動画からも確認いただけます

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テニスボールほぐし
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