卵なしでも栄養は足りる?たんぱく質・ビタミンB群を補う代わりの食材を管理栄養士が解説
卵は「完全栄養食品」とも呼ばれ、たんぱく質やビタミンB群を手軽に補える食材です。しかし、アレルギーがある・体調や気分で受け付けない・コレステロールが気になるなどの理由から卵を避けたいときもあるでしょう。 そこで心配になるのが、「たんぱく質」や「ビタミンB群」の不足です。これらは、筋肉や皮膚、髪の材料となるだけでなく、エネルギー代謝にも深く関わる重要な栄養素。本記事では、卵が食べられないときに不足しやすい「たんぱく質」「ビタミンB群」を補える食べものを、管理栄養士の視点から解説します。
たんぱく質を補うおすすめ食品
大豆製品
豆腐・納豆・厚揚げ・豆乳などには植物性たんぱく質が豊富に含まれています。特に納豆にはビタミンB2やB6も含まれ、朝食に取り入れやすい食品です。
魚介類
鮭・サバ・イワシ・ツナ缶などには良質なたんぱく質に加え、ビタミンB12が豊富に含まれています。調理が面倒なときは、缶詰や冷凍魚を活用すると手軽です。
肉類(特に赤身)
鶏むね肉や豚ヒレ肉、赤身の牛肉などは、たんぱく質が多く脂質が控えめな食材です。特に豚肉にはビタミンB1が多く含まれ、疲れやすい人にもおすすめです。
ビタミンB群を補う食品
きのこ類
しめじ、えのき、舞茸などはビタミンB群を含み、低カロリーで食事のかさましをしたいときにも便利な食材です。炒め物やスープに加えるだけで栄養価がアップします。
海藻類
のり、わかめ、ひじきなどには、葉酸やビタミンB2が含まれています。副菜として取り入れやすく、食事全体の栄養バランスを整えてくれます。
たんぱく質・ビタミンB群不足を防ぐためのちょい足し習慣
卵が食べられない日が続いても、毎日の食事に「ちょい足し」を意識することでたんぱく質やビタミンB群の不足は防ぎやすくなります。特別な調理を増やす必要はなく、いつもの食事に少し加えることがポイントです。
・主菜が野菜中心の日は、納豆・冷奴・ツナ缶をプラス
・汁物には、きのこ類やわかめを加えてビタミンB群を補給
・ご飯のお供に、焼き魚やしらすを少量添える
・間食は甘いお菓子の代わりに、豆乳・無糖ヨーグルトを選ぶ
一食ごとに完璧を目指さず、「今日は足りなかったら次の食事で補う」という柔軟な考え方が、バランスのいい食事を無理なく続けるコツです。
まとめ
卵が食べられなくても、豆類・魚・肉・きのこ・海藻などを上手に組み合わせれば、たんぱく質やビタミンB群は十分に補えます。「卵がない=栄養不足」と思い込まず、選択肢を広げることが、毎日の食事を健康的に整える第一歩です。
【参考文献】
・文部科学省.日本食品標準成分表(八訂)増補2023年
・厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)
・ 厚生労働省.生活習慣病などの情報.「ビタミン」
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