「足指が曲がる原因」はアーチの低下。60代からもラクに変わる!今日からできる外反母趾予防体操
年齢を重ねるうちに「親指が内側に傾いてきた」「足幅が広がった」「歩くと指の付け根が痛む」。そんな変化に悩んでいる人はいませんか? 外反母趾は珍しいものではなく、60歳女性では約3人に1人にみられるという報告もある、年齢とともに起こりやすい足の変化のひとつです。大切なのは、変形してから対処するのではなく、進行する前に整えること。足は身体を支える土台。早めのケアが、その後の歩きやすさや姿勢を守ることにつながります。今回は、外反母趾を防ぐためのポイントと、自宅でできるワークをご紹介します。
外反母趾とは?その原因は?
外反母趾とは、親指(母趾)が小指側へ傾き、指の付け根が内側へ突出する状態を指します。進行すると痛みや炎症を伴い、歩行バランスや姿勢の崩れにつながることがあります。
外反母趾が起こる原因は、親指だけの問題ではなく、脚全体の構造バランスの乱れから起こるケースがほとんどです。特に、体重を支える足の土台が不安定になると、親指に過剰な負担がかかりやすくなります。
また、足は本来複数のアーチ構造があり、それが体重や衝撃を分散する役割を担っています。アーチ構造が崩れてしまうことも、外反母趾を引き起こす原因のひとつとなります。
外反母趾が起こる原因
- 横アーチの低下
足の前部分が横に広がり、体重がかかるたびに母趾の付け根が内側へ押し出されます。土台が崩れることで、親指は小指側へ引っ張られやすくなります。
- 内側縦アーチの低下
足が内側に倒れ込み、歩行時の負担が母趾に集中します。後脛骨筋や長母趾屈筋の働きが弱まることで、親指を支える力が低下します。
- 先の細い靴・ハイヒールの着用
足指が圧迫され、本来の位置で踏み出せなくなります。長時間続くと、母趾が外側へ向かうクセが定着しやすくなります。
- ホルモンの変化や加齢
筋力や靭帯の弾力が低下し、アーチを支える力が弱まります。年齢とともに足の変形が進みやすくなる一因です。
予防の鍵は「指」と「足首」
予防で大切なのは、親指を広げることよりも機能を取り戻すこと。
足指を動かす筋肉は横アーチを支えていて、足首を安定させる筋肉が縦アーチを支えていることを知り、これからご紹介するワークで、足元の土台を整えて外反母趾を予防していきましょう。
外反母趾予防ワーク
足指の上下運動
①楽な姿勢で座り、他の指を動かないように固定しながら、足の親指だけを上下に10回動かす。手で補助をしながら行ってもOK。
②親指を固定して、4本の指を上下に10回動かす。
足首のフレックスポイントワーク
①長座になり両足を揃え、つま先を天井に向けかかとを押し出す。かかとを押し出す動き(フレックス)とつま先を伸ばす動き(ポイント)を交互に10回行う。
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