女性に多い“隠れ亜鉛不足”を防ぐ!毎日食べたい身近な食材5選|管理栄養士が解説

女性に多い“隠れ亜鉛不足”を防ぐ!毎日食べたい身近な食材5選|管理栄養士が解説
AdobeStock

「食事量は足りているはずなのに、なんとなく体調がすぐれない」「肌荒れや疲れが続く」そんな不調の背景に、気づかれにくい「隠れ亜鉛不足」が潜んでいる可能性があります。亜鉛は体内で作れない必須ミネラルの一つですが、意識しないと不足しやすく、特に女性は注意が必要です。今回は管理栄養士の視点から、隠れ亜鉛不足を防ぐために毎日の食事で意識したい身近な食材について解説します。

広告

なぜ女性は亜鉛が不足しやすい?

亜鉛は皮膚や粘膜の健康、免疫機能、ホルモンバランスの維持などに関わる重要な栄養素です。しかし、女性の場合は月経による定期的な鉄・亜鉛の損失、ダイエットによる食事量の減少などが重なると、慢性的に不足しやすい傾向があります。また、亜鉛は吸収率が高くないため、摂取していても体内で十分に利用されていないケースも少なくありません。

亜鉛不足で起こりやすいサイン

肌荒れ
photo by写真AC

亜鉛が不足すると、肌荒れや味覚障害、慢性的な下痢、免疫機能の低下などの要因となります。これらは「年齢のせい」や「疲れのせい」などと思われる方もいるかもしれません。しかし、栄養不足のサインである場合もあります。

毎日取り入れやすい「簡単亜鉛食材5選」

ゆで卵
photo by写真AC

亜鉛が豊富な食材と言えば「牡蠣」というイメージがあるかもしれません。確かに牡蠣には亜鉛が豊富に含まれています。

しかし、牡蠣を毎日食べるのはなかなか難しい方が多いでしょう。実は、身近な食材でも無理なく補えます。

は1個で少量ながら亜鉛を含み、たんぱく質も同時に摂れます。

豚肉や牛赤身肉は亜鉛とたんぱく質を同時に補えるため、主菜としてもおすすめです。

納豆や豆腐などの大豆製品、チーズやヨーグルトなどの乳製品も取り入れやすく亜鉛を補える食品です。

ナッツ類(アーモンド、カシューナッツなど)も亜鉛を含むため、おやつとして取り入れるといいでしょう。

亜鉛を効率よくとるには

穀類・豆類などに含まれているフィチン酸は、摂りすぎると亜鉛の吸収を妨げるといわれています。極端に食物繊維が多い食事や、単品食が続くと吸収効率が下がることもあるため、バランスの取れた食事を意識することが重要です。

サプリメントは「補助」として考える

定食
photo by写真AC

亜鉛は通常の食事であれば、過剰に摂りすぎる可能性は低いとされています。

亜鉛サプリメントは便利ですが、過剰摂取による銅不足などのリスクもあるため、摂り過ぎないように注意が必要です。

まずは日常の食事内容を整え、「毎日少しずつ、継続的に摂る」ことが大切といえるでしょう。

まとめ

気づきにくい亜鉛不足は、日々の小さな食習慣の積み重ねで予防できます。毎日の食事に亜鉛を含む身近な食材が入っているかどうか、ぜひ一度見直してみてください。

【参考文献】

厚生労働省.日本人の食事摂取基準(2025年版).各論.ミネラル(微量ミネラル)

国立研究開発法人.医薬基盤・健康・栄養研究所.「健康食品」の安全性・有効性情報.亜鉛

文部科学省.日本食品標準成分表(八訂)増補2023年

Dietary Zn—Recent Advances in Studies on Its Bioaccessibility and Bioavailability

広告

RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

肌荒れ
ゆで卵
定食