働きながら2つの資格に合格!朝の勉強習慣をつくった『がんばらない早起き』の実践法

『がんばらない早起き 「余裕のない1日」を「充実した1日」に変える朝時間の使い方』(かんき出版)撮影:雪代すみれ
『がんばらない早起き 「余裕のない1日」を「充実した1日」に変える朝時間の使い方』(かんき出版)撮影:雪代すみれ

「朝に何かしたい」そう思うものの、毎日続けられなくて悩む人は多いのではないでしょうか。井上皓史さん著『がんばらない早起き 「余裕のない1日」を「充実した1日」に変える朝時間の使い方』(かんき出版)には、朝活継続のコツが書かれています。本書の内容も踏まえながら、2つの資格試験に合格できた朝時間の活用法と、時間の使い方の見直しについて紹介していきます。

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2025年、宅地建物取引士と賃貸不動産経営管理士の試験に合格しました。仕事をしながら勉強したのですが、いつ勉強したかというと朝です。

朝に勉強を続ける支えとなったノウハウが書かれていたのが井上皓史さんの『がんばらない早起き 「余裕のない1日」を「充実した1日」に変える朝時間の使い方』(かんき出版)です。

本書の内容も踏まえながら、私自身が仕事をしながら勉強するにあたって見直した時間の使い方について紹介していきます。

「ごきげん」という基準

本書を勧めたい理由の一つに「ごきげん」という基準を重視している点が挙げられます。

著者のごきげん方程式は「ごきげん=早寝早起き+自分時間」とのことです。

もう少し分解すると、「早寝早起きで睡眠を十分にとること」「他人時間ではなく、自分時間をつくること」、十分な睡眠時間と朝の1時間がポイントです。

なお、本書では朝時間を1時間ベースで考えていますが、著者は朝2時間をとっていて、ごきげんになれるなら30分でもいいことが書かれています。

私自身、寝不足を我慢したこともあるのですが、眠くてイライラしたり、頭がスッキリしなくて集中できず結局効率が落ちたりしてしまいました。そのため「ごきげん」でいるためには、睡眠は欠かせないと思います。

そして朝1時間、仕事でも余暇でもなく、未来に投資するための時間を持つことは、前向きな気持ちにもなれましたし、毎日達成感を得ることもできました。

なぜ朝である必要があるのか

朝が苦手な人は早寝早起きや朝活の情報を見ると「なぜ朝なの?」と思うかもしれません。

理由は単純、「夜は、朝よりも確実に疲れています」とのことです。

私も以前は夜型で、仕事を終えた後に勉強時間をとろうとしていました。ただ、夜だと「もう少し仕事を終わらせておきたい」と思い、残業(フリーランスなので予定より仕事時間を自主的に延長)してしまったり、仕事でエネルギーを使い果たして勉強どころではなかったりと、勉強時間を思うように確保できなかったんです。

それで、「夜ではダメだ」と思い、朝に勉強時間をとるようにしました。朝に勉強をするようになって、疲れている状態で新しいことを理解したり覚えたりすることのハードルの高さを改めて実感しました。

スッキリしている朝の方が、未来のための時間を持つのには適していると思います。

時間割をつくる

私自身、実際に朝活を続けてみて感じたことは、継続できる早起きのためには、早く寝る必要があるということ。

そして、早く寝るためには、就寝時間を守れるような夜の時間の過ごし方をする必要があり、さらに夜にバタバタしないためには、予定通りに仕事を終わらせる必要があるということ。

ここまで逆算の連続ですと、毎日違う時間で動く方が大変です。つまり1日の時間割が決まっていた方がラクということ。

本書では「理想の時間割」の立て方の3つのステップが解説されています。

①朝の時間割を組み立てる

家を出る時間から逆算して、朝の自分時間と身支度の時間を算出すると、起床時間が見えてきます。

私の場合は、基本的に在宅での仕事なので、仕事を始めたい時間から逆算し、朝の勉強時間・身支度・朝食の時間を計算し、起床時間を決めました。

②就寝時間を決める

ごきげんのためには十分な睡眠時間が必要とあるように、朝時間を確保するために睡眠不足になっては本末転倒です。

本書では「昼間に眠くならないこと」を基準に必要な睡眠時間を計算する方法が提案されています。私は7時間は睡眠時間を確保できるよう、就寝時間を設定しました。

③夜の時間割を組み立てる

帰宅してから寝るまでの時間も計画的に組み込まないと、気づいたら寝るのが遅くなってしまいます。

私は、夕飯や入浴、家事の時間のほか、1日の振り返りの時間も時間割に組むようにしました。

なお「最初は「理想」でかまいません」とあり、決めた時間割を無理して続けるのではなく、見直ししていくことが重要とのことです。

私自身も何度か設定と見直しをするうちに、無理のある時間配分や自分に合わないスケジュールの流れがわかるようになりましたし、寒い時期の朝がどうしても苦手なので季節による調整もしています。

早起きで何かをやり遂げないといけないわけではない

本書では早起きの目的として「目的系」と「生活系」といった分類をしています。

目的系とは、ランニングや英語学習、読書など目的の達成を目指すもの。私がやってきた資格の勉強も目的系に該当します。

生活系とは、散歩やストレッチ、料理、掃除などが挙げられており、生活や自分の心身のメンテナンスにかかわるものと定義されています。

本書ではどちらかで迷っているならば、生活系が勧められています。生活系は自分の土台となる部分であるため、「ごきげん」に繋がるからです。

本書は「これから朝時間に何かをしたい」と思っている人に伴走してくれるような一冊です。

私自身は著者のポッドキャスト番組「朝型人間になれるラジオ」もよく聞いています。本書で書かれているような内容だけでなく、さらに朝時間の使い方について深められる音声配信です。

本書刊行後の著者の変化についても聞くことができ、時間の使い方は自分の生活に合わせて見直しを続けていくものだということも感じられます。

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